ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

さて、これからのシーズンは...

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華やかなお祭りのような「ブロガーズコンペ」が終わって、ホッとしているような、これからの秋のシーズン真面目にやろうとしているような(この場合の「真面目な」はスコアを作りに行くって意味ね)...
しかし!
いきなりのチーピンの連続には確かに驚いて慌てたが、後半の4ホール程でそれも収まったし(手遅れだったけど、最後の一個のボールで18番迄持ったからね)。

それよりも悪いことを早く忘れることが一番(これを年の功と言う)ということにして、賞品で頂いたお酒を飲み比べ。

1本は「あつ」さんが提供してくれた、広島は亀齢酒造の「原酒」。
確かここの純米酒は飲んだことがあると記憶しているが、原酒は初めて。
味はすっきりとして旨いのだけど...残念ながら「醸造用アルコール」が添加してある。
個人的な好みだけれど、純米酒はどこのもそれなりに旨いと思うのだけれど、醸造用アルコールが入っているものはどうしても気に入らない。
長い飲酒の記憶の中で、飲み過ぎたと思っても純米酒の場合は殆ど二日酔いにならないのに、醸造用アルコールが添加してある酒は酷い二日酔いになることが多かった...それが自分の個人的な拘りの元になっているように思う。
飲み過ぎなければ大丈夫なので、もちろん「あつ」さんのお酒、美味しく頂きます。

もう1本は、「あぶらげ」さんの提供してくれた、新潟は「新潟銘醸」の純米酒「越の寒中梅」。
これは知られた酒で、やや辛口の芳醇な味の酒。
いわゆる「米のワイン」という所で女性に人気があるそうだ。
YASO氏の賞品だったのを、日本酒は飲まないということで強引に略奪した。

...お二人に頂いたお酒は、これから楽しませて頂きます。
どうもありがとうございます。

お酒のことが出た所で、(お二人のお酒とは関係なく)自分のお酒の超個人的「こだわり」をちょっと書いてみようと思う。
元々は酔えりゃあ何でもいい、という時代から、ビール、ウィスキー、バーボン、ワイン、焼酎...と変わって来て、たどり着いたのが「辛口の純米酒」という日本酒の世界だった。
大きなターニングポイントとなったのが、30年くらい前に酒好きの先輩編集者に教えてもらった能登の「竹葉」。

この純米酒「竹葉」に、安い青魚の刺身を摘みとして合わせた酒は...何者にも負けない絶品だった!
そして竹葉に限らず、真面目に作られた日本の辛口の純米酒は、海に囲まれた国の酒らしく、決して高級な魚ではない鰯や、鰺や、サンマの刺身に実に良く合う。
両方を合わせると、辛口の酒は甘くなり、青魚の臭みが消えてえも言われぬ旨さと甘さが口に広がる。
意外とこの組み合わせの素晴らしさを知らない人が多い(中高年の人間でも!)けれど、誰でも一度は味わってほしいものだ。

このポイントは、「辛口の純米酒」と「安い新鮮な青魚の刺身」という所。
醸造用アルコールの入った酒や、甘口の酒ではいけない。
魚も、高級なマグロや白身魚でも合わない。
辛口の純米酒は値段の高いものでなくて大丈夫(殆ど醸造用アルコールの入ったものと変わらない)。

てな話で、ゴルフの話はごまかして、悪い記憶を早く頭から消し去ろう。
「チーピン? そんなもの打つ訳ないじゃない。」
「俺の持ち球は、フェードだよ!」
「うん、もう一杯!」

次は、いつかな...