ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

カップは君が思うよりも常に1ヤード遠い

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カップは君が思うより、アプローチなら1ヤード、パットなら1フィート常に遠い」...チャールズ・ベイリー。

チャールズ・ベイリーは、20世紀初め頃の著名な英国のゴルフ評論家。

パットの話では「ネバーアップ、ネバーイン」とか「届かなければ入らない」とかの言葉はよく聞くだろう。
しかし、実はアプローチでこそ我々は「無駄」で「みっともなく」「後悔する」...「短すぎるアプローチ」をやっていないだろうか?

勿論トップしたミスショットの大オーバーは関係ない。
「上手く打った」ときに、ワンピン以上のショートとかを結構やっていないだろうか。
パットと同じように「あ、強い!」なんて思った時に意外と寄っている...

それに我々は妙な知恵がついてしまって、「ショートか...でもオーバーよりいいだろう」なんて口に出して言ったりする。
おいおい、我々がプレー出来るような普通のコース状態で、上につけたら下りのパットが滅茶苦茶難しい、なんてケースが何回あった?
むしろ下りのパットの方が、ビビって打ったのが丁度良くて入ってしまったなんて経験、少なからずあるんじゃない?

「スピンが上手くかかり過ぎてしまった」とか「上手く打ち過ぎてしまった」とか「感じが出過ぎてしまった」とか...言い訳はいいけどさ、上りのアプローチでワンピン以上ショートなんて、アプローチ大失敗ってことだぜ。

1ヤードは91.44センチ、つまりワンピン残した失敗ショートアプローチだったら、もし1ヤード大きく打っていれば残るのは1メートルほどのナイスアプローチとなる。
はっきり言って、1メートル手前も1メートル向こう側も、我々がプレー出来るレベルのコースでは難しさに違いはない。
手前が絶対にいいなんて考えは捨てて、思っているよりも1ヤード向こう側のカップに向けてアプローチしてみるといい。
カップをオーバーさせればチップインする可能性だってあるし、しっかり打った事によって「強い」と感じたボールに上手くスピンがかかったりして、予想以上にピンに寄る結果となる事請け合いだ。
それに、もしワンピン以上ショートして結果入らないパットより、オーバーして入らなかったパットの方が絶対に後悔は少ないぞ。

パットも同じで、この場合の1フィートというのは、30.48センチの事。
やはり、思ったよりそれだけ遠い。