ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

天下の暴論...13

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今回の暴論は
「コースにある舗装されたカート道にあたったボールは、全て無罰で打ち直し!」
これは運良くカート道を伝わってどんどん先に行く「高速道路」状態でも、舗装した面でよく跳ねて結果的に良く飛んでもダメ。
こんなのは本来のゴルフ場にはないインチキだから。
当然、跳ねてOBになったり、林や池に入ったものも無罰で打ち直し。

ただ現実は、落ちどころが判らないホールのコースも多く、カート道にあたったかどうかの判断がし難いところや、最後に転がってカート道の方に行った(あるいは横切った)ボールをどうするかなどの問題も多いんだけどね。

以前、千葉県のあるコースのパブ戦に出た時に、「フェアウェイに行ったのに、カート道に跳ねてOB」という目にあって、プッツンして切れたことがある。
こんなのは「不運」で片付けられることじゃあ無くて「ただのインチキ」だろう。
本来ホールのフェアウェイ側に舗装した道路はあるのがおかしいのだ。

これは、乗用カートでプレーすることが当たり前になった現在、カートじゃないとプレーしないというゴルファーが増えているために、無理してカートを導入したコースで起きている問題だ。
土地が十分にあるコースではカート道をホールの外側に作れるが、狭いアップダウンのあるコースなどでは、どうしてもフェアウェイ側に作ったり、フェアウェイを横切る形の道を造らざるを得ない。
ならば、フェアウェイを走れるようにしたらいいと思うのだけど、フェアウェイを痛めないで走るカートは普通のカートより軽いもので、買い替えるには高額のお金がかかるのだそうだ。
それに、フェアウェイを普通に走るにはアップダウンや傾斜がきつくて危険というコースだってある。
一番無難なのがラフやフェアウェイを問わず、誘導式の乗用カートで走らせるシステム...危険のないところを選んで道路を造るために、どうしてもフェアウェイ側にあることが多くなる。

「本来はゴルフは「歩き」でやるもので、乗用カートに乗る方がおかしい」という正論もある。
...俺自身は乗用カートのコースに行きたがる軟弱者なので耳が痛い(運動のためなら、歩いた方が絶対にいいのは判っているんだけどね)。
その上でカート道に文句つけるのもおかしいんだけれど...暴論だから(笑)。

でも少なくとも、「アスリートゴルファー」を志す者は、絶対に「歩き」でプレーするべきである、と思う。
そして少なくなったけれど、カートのないコースでゴルフをするべきである、とも思う。
...やむを得ずカート道のついてるコースでプレーする時には、よくも悪くもカート道は「なかったことに」にしてプレーする。

カート道に行ったら、全て無罰で打ち直し。
結果オーライであっても打ち直し。
...どうだろう。