ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

天下の暴論...12

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まあ、暴論てほどのものじゃないけど。

関東地方での大部分のコースの距離表示は、「グリーンセンターまで」だ。
100ヤード、150ヤード、200ヤードなんて杭や看板がラフに立っているのが普通だろう。
中にはマンホールや排水溝の蓋にグリーンセンターまでの距離が書いてあるところもある。

ところが、この「グリーンセンター」ってやつ、古い2グリーンのコースなんかではグリーンの形が比較的シンプルで、一目でグリーンセンターが分かるからいいんだけれど、今人気のあるベントのワングリーンのコースではグリーンの形が「ポテトチップ」と言われる凹凸のある複雑な形状であることが多い。
下手をすればボールが乗った場所からカップまでに「ラインがない」という場合だって結構ある。

こんなワングリーンのコースでは「グリーンセンター」がどの部分なのか、ちょっと見ただけでは判らない。
そこで「距離表示はグリーンのエッジまで」で、カップの位置は別紙で「手前から何ヤード、サイドのカラーから何ヤード」という案内表示でゴルファーに使うクラブの判断をさせて欲しい、というのが今回の暴論。
全てのコースで、こういう距離表示の仕方に統一して欲しいのだ。

普通はキャディーさんに「残りは?」「140ヤードです」「ピンは?」「ちょい奥です。」なんて会話だろう(キャディー付きの場合)。
セルフの場合は「あれが150ヤードの杭だろう?」「ピンはちょっと奥みたいだぜ」「でもあのグリーン横に広いぜ...何処がセンターなんだ?」「7番くらいかな」「あれ?右手前のバンカーだ」なんて曖昧なまま打ってミスすることが多い。

それが距離表示がエッジまでの距離に統一されていれば、「140ヤードにエッジから20ヤードだから160ヤード打てばいいんだな」と安心して打てる...もちろん、その距離通りに打てる腕じゃなくてもだ。

ヤード杭の移動なんて結構手間がかかるんだろうし、毎日違うピン位置を印刷して用意するのも大変だろうけれど、全部のコースでこういう表示が統一されることの方が、ゴルフをもっとフェアでオープンなゲームとして普及させることに役立つと思うんだけど...

それともナビゲーション距離計の普及で、今更こんなことしなくても皆自分で残り距離を計算してしまう時代になってしまうんだろうか?