ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

天下の暴論...5

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「タバコは風下で吸ってくれ!」
本当は「ゴルフコースでは禁煙にしてくれ!」なんて言いたいけど言えない(笑)。

なぜなら知り合いの(素晴らしい)ゴルファーにも煙草を吸う人が多いから...
ゴルフの歴史を見ても、煙草を吸いながらプレーしたり、葉巻やパイプを銜えてスイングしている古い絵やイラストが多い事から、ゴルフとタバコは切っても切れない関係があったのかもしれない。
あるいは古い「紳士」の概念に、タバコもたしなみの一つとして入っていたのかもしれない。

それでも、暴論として言いたい。
「煙草を吸う時は(もちろん吸うことが許された場所で)、必ず風下に行ってほしい。」
煙草を吸わない自分は、コースの草の匂い、木々の匂い、道すがらの野の花の匂い、そのほか様々な匂いを楽しみたいのだ。
そこに風上から、火事とも間違うばかりの煙の攻撃を受けたくないのだ。
タバコの匂いは強烈で、あらゆる自然の匂いを消し去ってしまう。
そしていったん嗅いだとたん、しばらく自然の匂いを感じる事が出来なくなる。

ゴルフが本当に好きでタバコを吸う人は、ほとんどがそういう事に気がつく人で、断ってから風下に回って吸ったりする人が殆どなんだけど、いきなり風上で小火でも起こしたように煙を吐く人も少数いる。
こんな人間には、すぐに水をかけてしまいたいくらい...
「煙いので火事かと思いました。」って。

健康問題が言われている中で、煙草を吸い続けている人はそれなりに覚悟がある人なんだろうから、やめろとは言わない。
でも、俺はコースでタバコの匂いを嗅ぎたくはない。
どうか、風下で静かに自分の嗜好を楽しむようにしてほしい。

...でも、出来れば煙草をやめて、移ろい行くコースの風情を...匂いも含めて楽しんだ方がいいんじゃない?