ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2番アイアンさん

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昔は好きだった2番アイアン。
ずっと古いキャディーバッグに挿したまんまで、埃を被っていた2番アイアン。
かってはロングホールの2打目で使ってピンそば1メートルにつけてイーグルをとったり、残り130ヤードの林の真ん中から地を這う転がし超遠距離ランニングアプローチに使って30センチにつけたり...
2番アイアンには忘れられない思い出が数多い。

なんだかねえ...刺激されちゃってしみじみ見ると、やっぱりお前は美しい。
「使ってみるか」なんて気になって、黒トップの2番とピンアイ2プラスの2番を持って練習場に行ってみる。

さすがにマットの上からの直打ちでは、はじめはまともに当たらない。
低くティーアップして打つと、どちらもそれなりに当たり出して、距離も出る。
しかし、感触が違う。
黒トップオリジナルは本当に柔らかい感触で、マッスルバックのために当たり外れがあるけれどボールはくっついてから離れて行くような感じ。
それはまるで小さなハンマーで釘を打つ時に、ちゃんと芯で釘を打てた時には「あっけない程柔らかい手応えで釘がめり込んで行く」ような感覚。

ピンアイ2プラスは、多少当たりが薄かろうと厚かろうとそこそこ強い球がでて行く。
その安心感みたいなものは、まるでテニスのラケットでボールを打つみたいな感覚。
だけど、どこか曖昧さみたいなものが残る。

もう一度マットの上から打ってみると、黒トップはそこそこ当たり出して(多少飛距離の違いがでるけれど)、なんだか使えそうないい感じ。
しかしピンアイ2プラスは、左へ引っ掛ける球が多くなった。
多分、グースが強いので「上から」打ち込むような感覚が強くなる直打ちでは、よりアウトから入ってフェースが左を向いてしまうのだろう。
全部のアイアンがピンだったら問題ないだろうけど、黒トップから2番がピンだと肝心な時に引っかけがでてしまう気がする。
...で、黒トップの2番さんをキャディーバッグに迎え入れる事を決定。
なんだか懐かしいファミリーの勢揃いみたいな(笑)。

ショートウッドさん、お役御免です。

ああ、そろそろ今年の初ラウンドしたいなあ...10度以上になったらだけど。