ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

アプローチウェッジ考...2

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アプローチウェッジを2本と決める前に、どうアプローチに取り組むか、の問題。

ゴルフのイラストレーターとして長い間「技術もの」のイラストを描いてきたので、自分が出来るかどうかはともかく、知識としての選択肢と方向の問題は理解できる。

特にウェッジの場合は、まず二つの選択肢。
1,同じクラブで色々と打ち方を変えてアプローチする。
2,同じ打ち方でクラブを替えてアプローチする。

1は、アプローチにいわゆる「得意クラブ」を作ると言うこと。
例えば56度のサンド一本で、ボールの位置を変えたり、フェースを開いたり閉じたりで「上げる」「転がす」「止める」などを打ち分ける。
グリーン側にボールが行ったら、迷わずこれを持って状況次第で使いこなす。
迷いは無くなるけれど、使いこなすには相当の練習と経験が必要となり、ほぼ毎日手に馴染ませておくような、いわゆる「職人的」な感覚派の人に向いている。

2は、一つの打ち方でクラブを替えて打つということ。
同じ打ち方で、52度ならランニング、56度ならピッチエンドラン、60度ならピッチショットが打てる、というような。
自分はゴルフをシンプルにやりたいとか、不器用だ、とか思う人に向いている。

どっちを選ぶか、には基準なんて無い。
楽しみで出来る我々アマチュアのゴルフなんだから、「やりたい」方を選べばいい。

ただ、「クラブを替える」方は金がかかるのとクラブ本数が増えるのが難。
「一本で」の方は、やはり練習量とラウンド数が鍵になる。
どっちにしろ、グリーン側に行ったら「よーし! 寄せてやる!」なんて、アプローチを楽しむ感覚になれば、大丈夫。
グリーンを外れただけで「ァ~~~、ダメだ~~~」なんて思う人は、ジガーやチッパーを買った方が良いと思うよ。