ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

雨降りやまぬこんな日は...

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天気が悪い時にはゴルフをやりたくないゴルファーは、こんな季節には「ああ、いかにも!」なんて相づちを打ちながら苦笑するような、ゴルフに纏わる本を読むことをおすすめする。
レッスン書がほとんどの「ゴルフ関連本」の中で、「読む」面白さを味わえるというゴルフ本は少ないが、読むとゴルフの楽しみがさらに広くなるなんて本がある。
そんな中でお勧めしたいのが、個人的にもいろいろと因縁のあった「夏坂健」氏の書いた本の数々。
若い頃にまだそれほど知られていなかった氏と知り合い(といっても彼の方がずっと年上だったが)、意気投合し、ゴルフダイジェストに紹介し、「夏坂健」としてブレイクし、そして決別した氏だけれど、やはり氏の書いたものは面白い。
氏自身「かくありたい」としたゴルファーにはなれなかっただろうけれど、その思いの詰まった登場人物達は、きっといつまでも読者のそばに共にいてくれるような気がする。
「破滅型」の作家の残してくれた、数多くの本の登場人物達の「ゴルフ」に対する喜びや、悲しみや、皮肉や、嘆きや、苦笑いを知ることは、ひょっとするとゴルフのハンデを少なくすることよりもゴルファーにとって大事なのかもしれない。
私は次にいつゴルフが出来るかわからないが、それまで氏からプレゼントされた氏の著書を読んで、空想の世界でたっぷりゴルフを楽しもうと思う。
...雨の日だっていいもんだ。

ほかに、身近なゴルフ仲間の悪戦苦闘を軽い気分で楽しむのなら、やはりゴルフ仲間の「いけうち誠一」氏の「ゴルフ人生」などのゴルフ漫画を推薦する。
なんたって、彼は実際に「ゴルフに夢中時代」が30年以上ずーーーっとつづいているんだから、その情熱ははんぱじゃない。