ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

50歳と11ヶ月...

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いつも書いてる事だけど、俺は「全米プロ」ってのは「メジャー」だと思っていない。
個人的には「ただのアメリカの国内大会」という位置付けで、全英オープン全米オープン・マスターズという3大競技には2段くらい落ちる印象だ。
なので、あまり興味も無く実況放送も殆ど見ない。

ただ、風が吹き抜ける今回のコースは面白いので、時々覗いては見ていた。

だけど、やっぱり距離の感覚...例えば残り230ヤードを6番アイアン、なんてのは全く無意味な情報で面白くない。


そんな中でのミケルソン
落ちそうで落ちない。
追いかけるのがケプカとウーストハイゼン。
多分ケプカが来るだろう、なんてのが世間の予想らしかった...ミケルソンも50歳を過ぎているので、4日間は持たないだろう、と。
確かにケプカってのは、あっという間にメジャーでもう4勝しているし、最近の肉体派ゴルファーの走りみたいな存在だし...

それに、メジャー獲得の最高年齢の更新てのは、12年前の全英オープンでトム・ワトソンが59歳でもう一歩まで行った時に比べると10歳も若いし...
今回勝ったミケルソンは大したものだと思う...が、どうせなら60歳でも勝ってワトソンの仇をとって欲しい。
最近の筋肉増強ゴルファー達に対して、体力的には相当しんどいだろうけど。

今回の放送を聞いていて一番面白かったのが、その筋肉増量の方法。
なんでも、細い体に必要な筋肉をつけるよりも、一旦何でもかんでも太ってから筋肉をつけつつ絞る方が結果が早く出るそうな。
そう言われてみれば、あのデシャンボー...以前急に体重を増やした時には、腹も顔もみんな肉がついて「すげえデブになった!」って印象だったけど、今じゃそれが段々絞られて、細くなりつつもパワーはしっかり残っている印象。

なるほど。
俺も今から絞れば、腹の贅肉も筋肉に変わるかもしれないな。
わざわざ太る手間も要らないで、パワーは戻って来るかもな...

なんて、夢を見た。