ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2019年マスターズ2日目

2日目
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2日目が終わって、予選通過者が決まった。
カットラインは3オーバー、日本勢は4人中3人、タイガーも通過した。
トップにはモリナリ・デイ・ケプカなど5選手が7アンダーで並ぶ。

予選落ちした大物には、世界ランク1位のJ・ローズ、ガルシア、スネデカーなどがいるが、今のプロゴルフで強いと言われる選手の殆どが残った。

で、哀しいのは最下位にカブレラとオラサバルが13オーバーで並ぶ事。
俺の応援しているカプルスも、いまだに強烈な練習を続けているシンも落ちた。

彼らのホールバイホールのスコアを見ると、悲しいほどにボギーが続いているのが目につく。
1ホールの大叩きより、毎ホール落として行ってるのだ。
彼らの力を持ってしても、崩れて行きつつある自分のゴルフを止められていない。
これが、「衰える」・「老いる」という事なんだろうか?
我が身を振り返っても(彼らとは天と地の実力差があるのは承知だが)、いつの間にか粘りが無くなり集中力が続かず何ホールもそういう状態が続くようになって数字が作れなくなって行った...

彼ら一時代を築いたヒーロー達にも、こんなふうにボロボロになって消えて行く時が来るという事だ。
自分の感覚ではついこの前「天下を取ったプロゴルファー」という存在なのに、もうそれほど遠くない未来に、彼らはツアーの競技から引退して行く。

ニクラスが、トム・ワトソンが、こうしてメジャーの予選が終わった時に引退して行った姿を見たのが、つい昨日のようだ。


今度のマスターズは、タイガー・ミケルソン・クーチャー達ベテラン勢対デシャンポー・デイ・ファウラー・マキロイ達若手の対戦と、D・ジョンソやラーム・フィナウ・ケプカ達飛ばし屋対モリナリ・シャウフレ達ショットメーカーの対決という二つの見所がある。
風がもっと吹けばさらに面白くなるし、グリーンが乾けばもっとスリリングになる。

3日目に誰が飛び出すかが楽しみだ。