ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

選挙と政局と台風と

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22日が衆院選挙の投票日、そして超大型台風が上陸する可能性が大だとか。

この台風がどこかの勢力の「神風」になるのか、それとも単なる暴風で終わるのか。
今日迄の1~2週間で、見事な迄に「政治家」の「本音と建前」、「思想と考え方」、その「価値観と生き方」が見えて人間ウォッチングとしては実に面白かった。

政治家となった人、なる人、なりたい人は普通に考えりゃ「人生の勝ち組」で「成功者」と言われる人達なんだろうけど、唯一の存在の為の戦いの「選挙」を前にして素晴らしい右往左往を見せてくれた。

今回の選挙の台風の目ともなった新政党はあっという間に勢いを失ったようだが、あの党首の人は「政局」を見る目がずば抜けていると言う噂だった。
いつも政局の流れを読んで、主流につく「読み」が凄いんだとか...
でも今回の動きと言うのは、政局は読めても普通の一般の人達の気持ちは読めない人だったんだ、と言う事を天下に公開してしまった。
「せこさ」で追い出された前知事に対して、「それを一新して新しい都政を」と言う話だったのに...結局その取り上げた問題が何一つ解決していないのに、国政に顔を突っ込むと言うのは一般人からしたら「都政を変えたいんじゃなくて.自分が成り上がりたいだけなのかよ」なんて風にしか見えやしない。
ブームなんて起きるはずが無いのだ。

その起きそうに見えたブームに乗ろうとした政党と乗れなかった政党。
分解しちまったんだからしょうがない、で出来た政党が結局アンチの受け皿になる行き当たりばったりの流れ。
暗くなったり明るくなったり、不安で一杯だと思ってたのに、今度は予想外の予想に舞い上がる与党。
そんな、おおよその流れが見えて来た所に、なんと「超大型の台風」襲来。

ヤオヨロズの神々は、一体どんなドラマを用意してくれるんだろう。

大陸では皇帝になりたい人物が、権力を固める為の大会を開こうとしている。
「民主主義」と言う価値観に真っ向から反対する自称超大国が、安定して存在を続けていけるのか...それとも、ただの迷惑大国としてこれから混乱を引き起こす原因として存在し続けるのか。
民主主義の超大国と言っても、かの太平洋の向こうの国は、ボス自らが「馬鹿発見器」のツイッターを使い続けている。
完全敵国として挑発と侮辱ねつ造をやめない隣の半島の国々は、それが穏やかな普通の日本人に「嫌いな国」とはっきり言わせる結果を招いた事に気がつかない。

こんな環境に居続けなければならない我々が、これからどうするのかを自問自答する選挙でもある。

例え完全に意見が一致する政党が無かったとしても、明日が大雨であっても我々は選挙で投票しなければ今後の政治にもの申す権利は無い。
こんなドタバタのおかげで、ある程度はそれぞれの政治家の真の姿を見る事が出来ただろう。

まず投票だ。