ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

秋の長雨だよね

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寒い雨が降り続いている。
今年は夏の真っ盛りにも長く雨が降り続いたし、秋の最高のゴルフシーズンにも長雨が降り続くなんて...温室効果原因の異常気象なのか、それともこれからはこういった天気が普通になるのか。

世間のドタバタも、秋の季節にはちょっと似合わない世知辛く忙しないニュースばかりだ。
落ち着いた(はずの)秋を騒がして居る、その一番は総選挙。
離合集散を繰り返して右往左往する政治家達の、一番の動きの動機は「思想信条」ではなく「選挙の当落」。
そんな事は国民みんな判っているんだから、もう少しカッコつけてスマートにやれればいいのに、あまりにあからさまだとシラケてしまう。
選挙を通ればすぐに「上から目線の偉い人」になれるけど、落ちたら「下から目線の屈辱」に沈んでしまうんだから、気持ちは判るんだけど。
今の首相が完璧ではないのは十分判っているけど、今の世界情勢で他の誰がもっと上手くやれるのか...見渡して、そんな人物が他に見当たらないのが現実。
むしろもっと悪くなるイメージしか湧かない人物ばかり、と言うのが問題なんだよなあ。

高速の追い越し車線に無理矢理車を止めさせて、事故を誘発させて二人を死なせた犯人が何故「危険運転」や「殺人罪」ではないのか?
常識で考えれば、無理にそこに止めさせる事は「殺意」があったとしか思えないのだが、法律家と言うのは考え方が違うらしい。
意識的に二人を死なせても、法律的には僅か2~3年とか執行猶予がつきそうとかいう法律家の意見は全く理解出来ない。
こういう輩の圧倒的な暴力には、被害者側にも家族を守る為の正当防衛の暴力装置も必要なのでは無いかとさえ思う...非力な女性でも大の男に対抗出来る様な武器の必要だ(こういった事件が起きると、アメリカから銃が無くならないのはある意味理解出来る)。
銃迄はいかなくても、熊撃退スプレーくらいぶっかけても罪にならないのではないか?
(熊撃退スプレーは唐辛子成分からなり、人に使うと傷害罪になる程強烈。)

紅葉が少しずつ近付いて来ているが、今年の紅葉はあまり期待出来ない。
本来美しい紅葉は、暑い夏が続いたあとに急激に気温が下がった秋が来る事で、葉の中の色素が美しく変化するんだとか。
その気温の差が大きい程紅葉は美しくなると言うのだが、今年は暑いはずの8月に雨が続いて気温がそれほど上がらず、その後もダラダラとした気温の変化しかなかったから「外れ」らしい。
夏に晴れ間が多くて、秋がはっきりと来た地方では勿論美しく紅葉するはずだが、今年はそう言う場所は少ないはず。
ただ、「錦織りなす」ではない、関東の低山紅葉はそれなりに茶色から赤の枯れ葉色で染まる事だろう。
元から派手ではない分、しっとりと落ち着いた紅葉は楽しめる。

せっかくのこの時期、長雨が止んだらヒッコリーの球転がし散歩を考えているが、何時になる事やら。
今の所、1週間先でも天気予報は雨模様。
ヘタすりゃ、11月になっちゃうなあ...