ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

これから本格的に暑くなるらしい

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梅雨のおかげで、ここ数日は涼しい日々を送る事が出来た。

一昨日はラウンドにお誘いされたモノの、左足首がまだ治らない為にお断りせざるを得なかった「ご近所宴会仲間」のWT54さん・MIZUOさん・メイプルさんとの久しぶりの酒飲み(彼等はラウンド後の一杯)。
やっぱり話は尽きずに面白く、WT54さんの誕生日祝いも兼ねて4時から8時迄。
彼等はそれぞれ翌日の仕事を抱えている為に早いお開きとなったが、ワタシハもの足りずにそのあと一人飲み...まあ、酒飲みは飲もうと決めた夜は早くは家に帰れぬもんです(笑)。
でも、彼等がプレーしたこの日は夏とは思えぬ涼しい一日。
そんな日は今日で終わり、明日からは夏らしい30度越えの日々が続くとか。

世の中は、テロに選挙に殺人事件...世界も日本も平穏無事な世界とは言いがたい。
テロや殺人事件に考える事感じる事は多々あるけれど、簡単にまとめて書く事なんか出来やしない。


そんな中で一番軽くて、安っぽいテレビドラマみたいなのが都知事選。
マスコミが勝手に作った主役は3人...ニュースなんかで取り上げられるのがこの3人だけと言うのが、始めっからハンデがあり過ぎる「公正公平な選挙」の姿。
「他の候補者なんか関係ない」って、一体誰が決めたんだ?
ハナから不公平そのものじゃないか、この選挙。

それでも都民じゃないこの身には、他の世界のドタバタ喜劇。
まず手を挙げたK女史は、以前「権力と寝た女」と呼ばれた上昇志向の高い人物。
国会議員としての行き詰まり感から勝負をかけたと言われているけど、その勝負勘は大したものだと感じてしまう。
なにしろその対抗馬が同じ自民党の正式な推薦を受けたMと言う男。
実績があると言う岩手県知事時代のその「実績」が、素人目にも「これが実績?...失策集じゃないの?」としか思えない事例ばかり。
おまけにバックで応援する連中が、まるで悪徳商人越X屋のボスとその息のかかった悪徳同心みたいな存在に見えて...「対立候補を、その親族でも応援したら処罰する」なんて、どこぞの悪徳独裁国家のインチキ選挙みたいな通達迄明らかになってしまうとは。
「なんだこれは? 何処の国の話だ?」なんて選挙民の失笑を買うのは当たり前。
これでK女史は、悪の集団に立ち向かう「たった一人の戦い」みたいに格好良くなっちまった。

おまけにおまけに、今迄そう言うやり方で「ただの芸能人」が勝って来たと言う「究極のあと出しじゃんけん戦術」に乗って出て来た人物が...
なんにも政策も考えも無く、ただそうやれば人気投票で最高の名誉職に就けて、いい格好が出来て女にモテる、とでも考えたのか?
70を過ぎるまで政治に文句を付けてれば良かった自称「ジャーナリスト」は、身辺の清廉さにそんなに自信があったのか?
政治の世界に出るのなら、「公人」としてそんな話が明らかになるのは覚悟してなきゃいけないだろうに。
「晩節を汚す」と言う言葉がこれほど当てはまる事例は、今後もあまりないだろうなあ...と思われる暴露話のオンパレード。


この選挙には、この3人の他に18人が立候補しているのに、マスコミは3人しか取り上げない。
取り上げられた3人が浮いたり沈んだりするのは、それがマスコミに必要なネタなんだからしょうがない...なにより選挙民に名前を覚えてもらえる訳だし。
しかし、他の18人がまったく取り上げられないのはおかしいよなあ?
名前さえ伝わって来やしない。
機会やチャンスがこれほど不平等な選挙なんて、こんなやり方はインチキだ。


どうせ都民じゃない身には、こうした騒ぎはまるで安っぽい底の浅い話題でしか無いんだけれど...結局、人間身の丈にあった生き方がやっぱり大事だなあ、と改めて思わされるのは良いかもしれない。


あ~あ、今日明日から、本格的な夏が来る。