ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

リハビリラウンド兼今年初のオープンコンペ

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リハビリラウンドには、栃木のサンレイクカントリークラブの9hコンペを選んだ。
今は主流になっている前半9ホールだけのコンペで、昼にカードを提出してラウンド終了時には結果が判っていて賞品を待たずにもらえると言う形。
早いスタートの組が何時間もパーティー開始を待つと言う事も無く、ラウンドが終わればすぐに帰れると言うので参加者にも人気があるとか。
しかしこの形では9ホールのうちでハンデを決めてしまうから、運任せの部分が非常に大きくてスコアを考える部分が少ない。
それにパーティーを待つ間やパーティーの時間には、その日一緒になった同伴競技者の話を聞く時間があって、それぞれの悪戦苦闘のゴルフ人生話が実に楽しかったんだけど...今のゴルファーはそんな時間はいらないと言うのかもしれないが...勿体ないなあ。

前夜泊は宇都宮ロマンチック村の道の駅...実は去年ここは同じサンレイクのオープンコンペに夫婦で出るつもりで車中泊をしていて、朝起きた時に経験した事の無い酷いめまいに襲われた場所。
その時はどうしようもなくてコースに電話してキャンセルして、必死の思いで車を運転して帰った...違う病気の心配もしたが、結果は耳石が落ちて三半規管が狂ってしまっためまいと言う事だった。

またなるかも....なんて不安があったけど無事にオープンコンペ参加。
同伴競技者が最高に面白い人達だったので、その話は後日「ゴルフな人々」で書く予定。

サンレイクカントリークラブは、良い方に予想外のコースだった。
まわったのはリー・トレビノが設計したと言う「トレビノコース」だったが、レイアウトに不公平なトリッキーさや狭さや虚仮威しの違和感は無く、距離もそれなりに変化があり、なによりグリーンの状態が非常に良くてかなり速く、かなり面白いコースだった。
少し残念だったのはサンレイクの名の通り、池はあるんだけれど2~3ホールを覗いてショットの緊張感を与えるような池は少なく感じた...とは言え、浮き島グリーンや池がらみのグリーンも複数あって、面白いのは間違いない。
おまけに「フェアウェイ乗入れ可」なのは、腰痛の心配がある私には有り難かった。

リハビリラウンドでまず一番心配だった腰は、前半9ホールで使ったL字パターを使う時に何度かギクッと言う感じが来た。
アプローチウェッジでは大丈夫なんだけど、短いパターを構えるとダメのような気がする。
そればかりではなく久しぶりのL字パターは、このような速いグリーンではイップスになりそうだった。
まず1番でパーオンして10メートルのパット...それをなんと4パット!
これでおかしくなった...2番、1メートルを3パット...3番ワンピンを3パット...4番2メートルを3パット....打てば1メートル以上オーバー、すると次は手が動かずに50センチショート...50センチにまったく入る自信が無くなり、本当に手が動かない。
9ホールで27パット...2パットが1回、4パット1回、後は全部3パットでトータル51回(笑)...多分、もうL字パターを使う事は二度と無いだろう。
当然オープンコンペでは飛び賞にも入らず、賞品は参加賞の食パンだけ...オープンコンペ挑戦2015年1回目は惨敗でした(笑)。

ショットはまずまずだった。
朝、練習場に行って腰の様子を見ながら、久しぶりにボールを打ってみた。
すると、何とアイアンで4発連続シャンク!
自分でチェックしてみると、フックに構えてフェースをかぶせているのに、なおフックを打とうとしてインサイドアウトに振ってしまい、ダウンから両脇が空いてしまっていた。
これは、両脇を軽く締めておくように意識して、グリップを横ではなく下に下ろし、「スタンス通りに振る」事で復活。

ドライバーは、最初軽く振る事を意識したために左行ったのが3ホール。
「振り切る」意識を持つとフェアウェイに行く様になって、そこそこ飛んだ。
アイアンは思い切り気持ち良くフックがかかってピンにかぶさったのが3ホール。
林のそばでかなりスライスをかけなくてはいけないケース...残り160ヤード、6番を短く握り腰を押し込まないようにして、上からパンチショット気味に打って、グリーンオンしたのがちょっと希望が湧いた1発だった。

アプローチは...もうちょっとラウンドしないと...
上げるのはまあまあ、転がしのミスが多かった。

パターは午後長尺にしてからは安定して、17パット。
腰の不安が無くなる事だけでも、楽だった...

今は腰も張っているけど、不安になる程の痛みは無い。
ただ、じっとしていると痛み出す可能性があるので、今日は夕方になってから少し長い距離を早足で歩く事にしている...これをやっておくと、明日以降に筋肉痛や痛みが出る事は少ない(自分の経験上)。


やっぱり、ラウンドはいいなあ...
山の緑も、水の色も、空の青さも...おまけに夏ゼミが鳴いていたし。
もう、夏が近く迄来ているんだと感じさせる。

31日の月例、天気がちょっと心配だけど、十分ゴルフを楽しめそうだ。