ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

5月だねえ...雑感

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時はゴールデンウィーク真っ最中の5月4日。

天気は「春」というのを通り越して、まるで初夏の暑さ。
それでも木陰に吹く風は、今が一年で一番気持ちの良い季節(のはずだ)というのを感じさせてくれる。

夫婦ともに東京育ちながら、結婚して埼玉の田園風景広がる場所に越して来て、もう40年...
家の周りからは田圃は見えなくなってしまったが、少し歩けばまだまだ田圃の広がる風景を見る事が出来る。
ゴールデンウィークが始まる前迄は、そこら一体は茶色い荒れ地のような風景が広がるだけだったが、この2~3日やっと荒れ地に水が広がって来た。
例年この辺の農家はゴールデンウィーク中に田植えをすませてしまうので、今日明日で一気に茶色い荒れ地から鑑のような水面が美しく広がる水の広場になっていくだろう。
近所の用水路や川の水面が、下流のダムを止める事により1~2メートル以上上がって来て川幅が一気に広がり、まるで「水郷」と呼べる程の水の豊富な景色になってくる。

今は水が入るとすぐに田植えをしてしまうので、水面が大きく広がる景色を楽しめるのは何週間もないのだけど、この季節になるともう一つ楽しみがある。
それが、蛙達の声。
東京からこちらに移り住んだ頃、姿を見せないで大きな声で鳴くウシガエルに立ちすくみ、雨の前後にうるさい程大きな声で合唱する蛙達の声で「うるさくて眠れない」と言っていた奥さんは、今では「蛙の声って癒しよねえ」と言いながらその合唱する声をうっとりと聞くようになってしまった。
大きなウシガエルの声にも、「ああ、今年もまたあのウシガエルが頑張っている」なんて喜び、新しく引っ越して来た住民が市役所に「ウシガエルがうるさいから退治してくれ」なんて電話をしたと聞いて、「なんで蛙の声が騒音なのよ」と憤慨するようにさえなった。

日差しが強くて、仕事の合間の散歩も日が傾いてからじゃないと厳しいけれど、間もなくやって来る殺人的な猛暑の夏(何てったって、この辺は日本有数の猛暑地帯なもので)の前に、気持ちの良い(はずの)この季節をお腹いっぱい楽しみたい。

それに、これからは生ビールが死ぬ程旨い季節。
ふらりと入った安い居酒屋で、焼き鳥食いながら汗を沈めるのが一番の楽しみになる。
遥か昔の様に、声をかければすぐに集まる気の置けない仲間や魅力的なご婦人と、ワイワイ飲んだり、しんみりと飲んだりする事はすっかり少なくなってしまったなあ、...
ああそうだ、今日も本当は魅力的なご婦人との飲み約束があったんだけど、他のメンバーの都合がつかず、二人きりになりそうなのでキャンセルに。
まあ、いつものように一人飲みで楽しむからいいんだけれど。
...考えてみればそれって凄く寂しいか(笑)。

身体のコンディションは、腰痛は毎日起きる時に続けている「マッケンジー体操」の効果か、ゴルフの後でも酷い状態にはならず小康を保っている。
パターを短いものに替えるつもりなのでしばらくは注意が必要だが、酷いギックリ腰にしばらくならないと言う事は「マッケンジー体操」って本当に凄いものなんじゃないだろうか。
手首は、考えていたよりかなり順調...慣れればウィークグリップで十分に楽しめると思っている。
毎日の散歩は距離の大小はあってもずっと続けていて、体調は良いと思う...が、晩酌もずっと続けている為か体重が順調に増加しつつあるのが懸念材料...俗物ならではの食欲との対決って感じかな。


連休が追わればいよいよ本格的なゴルフシーズンだけど、うちの奥さんは近々白内障の手術を受けるためしばらくゴルフが出来なくなるので、一人でオープンコンペにでも参加しようかと考えている。

残り時間の少ない人生、これからの良い季節・良い時間を後悔なく楽しみたいもんだ。