ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

術後3週間

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手術してから3週間経った。
手首の外見はこんな感じ。

だけど、肝心の手首の痛みは相変わらず...
内転や外転させるとかなり痛んで、とてもクラブを振れる状態じゃない。
もう2月も中旬に入って、ちょっと焦りもあるなあ...

と言っても、すぐに治るような特別な方法が他に無く、前みたいにゴルフを楽しむ為には唯一の方法と思って踏み切った手術...時間と共に回復するのを焦れながら待つ事しか出来ない。

周りを見渡せば、あちらの試合でタイガーが連続で崩れて、予選落ちの後は棄権とか。
類い稀な若さの筋力とパワーに頼ったゴルフの限界か...
しかし、タイガーと言う男...今までに何回も書いている事だが、強いゴルファーではあったが尊敬されないゴルファーとして終わってしまうのか...
私は彼がグランドスラムを獲る頃までは応援していた。
チャレンジャーとして挑戦している時のタイガーは、格好良かった。
しかし、グランドスラムを獲り、誰が見ても世界一のゴルファーとなった頃から、彼のプレー振りのあまりの醜さが目につき過ぎて大嫌いになっていった。
ミスした時の表情の醜さ...ミスを他の誰かのせいだと言う様に辺りを見渡すその顔。
自分の成功したショットに対する気違いじみたガッツポーズ、吠え声、くどさ。
一緒にいるプレーヤーの事を考えない大騒ぎ...そんなに騒ぎたいなら、一人でやってれば? と言いたくなる下品さ。
...同じような理由で以前日本のゴルフ界に君臨していた男も嫌いだった。
やはり自分がミスした時の周りを見渡す表情が醜く、上手く行った時の自慢顔との落差が嫌だった。

「実る程頭を垂れる稲穂かな」なんて言葉があるが、「実る程反っくり返る阿呆かな」なんて言葉がピッタリの男達...あれを見ると「ゴルフが人間を作る」とか「ゴルフは紳士を作る」なんて言葉が嘘っぱちなのがよくわかる。
「ゴルフをやると紳士はより紳士になり、嫌なヤツはなお一層嫌なヤツになる」が真実だ。
そして、「嫌なヤツ程ゴルフが上手い」という言葉が言い得て妙かと。

相撲の世界も、そんな事件があったなあ...
横綱の名を一編に軽くするようなつまらん事を言い出す男...世間の年齢で言えば「若造」なんだからしょうがないとも言えるけど、その道の頂点を極めた男達には年齢に関係なく「大人の風格」を求めてしまうのは今の時代は無理なのか?

まあ、ジジイになりきれないで未練タラタラの私が、偉そうな事言えたもんじゃないんだけど...
「ああ、早く手首治して若者に負けずに飛ばしたい」...なんてね。