ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

俺の目は節穴だけど...1

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左手がダメかも、なんて言って落ち込んでるのもあほらしい話。
生きてりゃ何とかなるって...なあ、あぶらげさん。

とりあえず手術するにしてもしないにして、こう言う時にこそ何とか楽しむ方法を考えるのが自称「トラブルショットの天才」の俺のゴルフ人生。
色々と考えてみると、左手がある程度を超えて外転すると筋が外れて激痛が来るんだから、その手前でそれ以上行かない様にテーピングをガチガチにすれば何とかなるかもしれない。
今からちょっとテーピングの方法を勉強してみよう。

松山が、トーナメントオブチャンピオンズで3位に入った。
彼のゴルフをみていると、やはり基本的なエンジンの大きさがアメリカツアーの連中に引けを取らないところが、一番の強みだと思えてくる。
かっての青木・尾崎・中島がメジャーにおいて「好勝負」まではする事が出来たのも、彼等が揃って180センチクラスの身長と体力があったのが原動力だった。
男子のアメリカツアーでそれなりの成績を残した他の日本人選手...尾崎(直)、丸山、今田達や、今頑張っている石川遼は、やはり基本的なエンジンが小さい。
このエンジンで飛距離を米ツアーの選手並みに持って行こうとすると、やはり無理が来てボールが荒れる、身体を壊す。
そのかわりにアイアンショットや、寄せの切れ、パットの上手さで対抗すれば丸山や今田の様に「勝つ事は出来る」が、それだけでは4日間の体力・緊張が続かずにメジャーには届かない(そんな身体でもコーリー・ペイビンや全米プロシニアに勝った井戸木鴻樹のように、ウッドの達人になれば可能性はあるだろうけど)。
松山の体力は米ツアーの選手達に引けを取らない...加えてその鈍感力(悪口ではない)は、自分に不利になる過度の緊張やプレッシャーに負けない強さであり、ここ一番の「強さ」は過去の日本人選手の中で一番ある。
現時点で、日本人として最初のメジャーに勝つ可能性があるのは松山しかいない、と断言出来る。

しかし、だからこそ言わせてもらうと、松山はプレーが遅い。
そして、態度が悪い、マナーが悪い...これは、昨シーズン中に既にそういう評判が立ってしまったので、これから必死でその評判を打ち消す努力をし、常に注意していないとなかなか消えないはず。
米ツアーが上位に入ると常識はずれの高額の賞金が貰え、待遇も素晴らしいのは見てくれるファンがいて金をだしてくれる企業があるから...「自分が強くさえあれば、勝手に金は入ってくる」なんてのが大きな間違いだってことを、松山には十分に理解して欲しい。
「強ければファンサービスなんていらない」と思うなら、自分達で金を出し合ってそれを取り合うミニツアーで生きるしか無い。
彼には、もう少し速いプレーと、洒落たマナーへの対応を望む。

テロと表現の自由
当然テロには絶対反対。
イスラムを深く知ってはいないが、日本に来てまでわざわざ浅草の仏像を壊すようなアラブの留学生を見ると....理解するとか価値観が違う、とか以前に同じ場所で絶対に一緒に生きてはいけない人達だ、と考える。
宗教に洗脳されている移民を国内に入れては絶対にいけない。
欧州の移民を受け入れた国々が、「移民受け入れは失敗だった」という結論に達して来ているのをしっかり他山の石としなくては。

表現の自由は、絶対支持。
だが、最近のフランスの「ユーモア」というのが自分には理解し難い。
本来、フランスの風刺とか皮肉とかユーモアというものは、もっと上品なものではなかったか?
相手の嫌がる事を露骨に誇張して描く、というのではただの落書きに過ぎないのではないか?
例えば自分の考える「似顔絵」というものは、相手が自分で嫌がっている特徴を更に誇張して「醜く」表現する事ではない。
私は「下手な似顔絵描き」程、欠点を極度に誇張して、描かれている本人はおろか見た人まで不愉快にさせるようなものを描いて「俺の描いたのは似てるだろう」と得意げになっている、と感じる。
上手い「似顔絵描き」は、本人が嫌がっているものを敢えて強調する場合でも、そこにその人の人間性や笑いを加味して、決して描かれた人や見る人を不愉快にさせたりはしない様に描く(しかし、皮肉や風刺はしっかり入れて)。
描かれた人は「苦笑する」だろうけれど、「酷い!」とは思わない様に描くのが本物だ。

私は、ゴルフイラスト以外にジャパンタイムスで長く(30年くらい)時事イラストを描いているが(月2回・似顔絵は無い)、そこら編の境界はしっかりと気にして描く様にしている。
まあ、私のイラストの評判がいい訳ではないし上手く描ける訳でもないけれど、彼の国の新聞が福島の放射能の事をイラストにした時から、疑問を感じていた。

今の時代はそんな風にあからさまに、他人を面と向かって傷つけるようなストレートなものが主流で、(きつい一刺しは持ちながらも)奥ゆかしさとかヒネリを入れて笑わせる優雅なものは時代遅れになってしまったのか?

風刺イラストというのは、権力を持つ強者に対して、弱者が笑いと共に抵抗する、弱いものの武器だと思うのだ。
それ自体が新たな争いの原因になるようなものであってはならない、と思うんだけど。