ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

月例参加中止

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明日の日曜日に久しぶりにホームコースの月例に参加しようと思っていたんだけど...先日痛めた左手の指がまだ治らないので参加を取りやめた。
特に小指の第一関節が痛くて曲がらない。

いい季節・いい天気の月例なので楽しみにしていたんだけど、左手がグリップ出来ないんじゃゴルフにならないだろう。

こうなってみると、黒トップのスクープソールって奴は面倒なソール形状なんだと思う。
黒トップが出た当時はかなりの数のスクープソールのアイアンがあったはずだが、今はスクープソールのアイアンなんて全く無くなってしまった。
少し前までは「プロ仕様」というのにスクープソールにしたアイアンがあったと聞いているが、プロとて試合でのミスを少なくする事が一番大事とあって、みなバンスを効かせたアイアンを使うようになったとか。
今自分が使っている黒トップは、元々スクープソールな上に前の持ち主がロフトを立てる調整をした為に更にとんがったスクープソールになっている...その為に、ほんの少しのミスでもダフリの元となる。
それを嫌がると、殆ど真上からボールを潰して打つか(ディボット跡がえらく深くなる)、パンチショットのようにボールに当てて終わりのイメージで引っ叩くしかなくなる(これは肘を痛めやすい)。
上手く打ったときの快感が忘れられないのと、アメリカのクラブ職人の腕が世界最高だった時代の素晴らしい美術品の様な作りに惚れて使っている訳だが、今度の様な硬い地面に突っかかって指をひねるというのは予想していなかった。
元々スクープソールのアイアンは、ベントのフェアウェイのコースで半分沈んだボールをダウンブローで打ち込み、ベント芝ごと柔らかい地面を奇麗に切り取る為のソールだ...このアイアンではベント芝のフェアウェイでは、カミソリで切り取るように抵抗無くワラジ大のターフが取れる。
日本の様な野芝のフェアウェイでは奇麗なターフは取れないが、普通は地面に深いディボット跡を残しながらもそれなりに打ち通せる。
しかし芝の生え揃わない季節は、土の状態が柔らかければそれなりに穴を掘りながらもボールは打てる...でも、土の状態が堅いと地面に突き刺さって抜けない場合がある。
これはグリップをしっかり握っていれば何とかなるんだけれど、自分のようにゆるゆるにグリップしている場合は予想外の抵抗にあうとこんな風に指を痛める事になるという訳。

あの時は、つい左足下がりのライで打ち込むのではなく、ソールを滑らせてスライスを打とうというイメージになってしまった。
以前のエースだったTA-3 だったら問題なかったのが、黒トップは見事に全く滑らずに突き刺さってしまった..
黒トップを使い続けたいんだけど、今の左手の指の痛み(小指の第一関節が特に痛くて、薬指と中指の第一第二関節が痛くて指を握れない)とあとで痛くなって来たのに気がついた右手の薬指と中指、それに親指の第一関節がゴキゴキいっているのを考えると...芝の生え揃う夏までは使うのがちょっと怖い。

さてどうしよう。
Aクラスの月例では溝規制にあったクラブを使うように通達が出ているので、今の所手持ちで多分大丈夫なのはウィルソンのファットシャフトアイアン(これは適合表に見付からないだけか?)だけしか無いし、使いたいクラブが他に特にある訳でもないし...
指はそんなに時間がかからずに治ると思うが、溝規制に適合した打って「気持ちの良いマッスルバックアイアン」はどこかに無いかなあ...

ダンロップ、ホンマ辺りの昔のプロモデルでも探してみようかなあ。