ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

飛ばし自慢の新年会

イメージ 1

昨日、去年も何度か飛ばしっこをやった飛ばし屋どもと、御徒町の「あいちゃん」で新年会をやった。

身長は180センチオーバー、背筋380キロを誇る元ボート部出身のM氏と、小柄ながら柔らかいからだと強烈な筋力でヘッドスピード50を軽く越えるN氏と、以前はいい勝負をしていながら昨年は全く二人に勝てなくなった私、の3人。

世の中に飛ばすことを自慢しているゴルファーは沢山いるが、実際に一緒に廻ってみると私より飛ばす人はそうはいない...が、この二人は掛け値無しに300ヤードオーバーの球を打つ。
普通のコースによくある「320ヤードのミドル」なんてホールは、芯を食えば間違いなく打ち込む事になる。
キャディーに「打っても大丈夫ですよ」と言われて、ワンオンして打ち込んでしまって青くなった、なんてエピソードが彼等には毎年複数出来てしまう。
幸いにまだ事故になった事は無いと言うが、キャディーに判ってもらうまでが危なくてしょうがないと言う。
セルフの場合は、350ヤード以上無いミドルではグリーン終わるまで打てないので、それはそれで後ろの組に気を使うとか。

2年以上前までは、こんな化け物とも対抗出来たんだけど...さすがに去年はもう歯が立たなくなった。
しかし、自分では敗因は今の腰痛や体力にあったドライバーを見つけてないからだと思っている。
昨年暮れの漫画家コンペでは、FTツアーの8・5度のライン出しショットで270ヤードはワンオンで来たから、まだいける可能性も十分あるはずと。

な事を、飲みかつ語って5時間。
生ビール飲んで、焼酎のお湯割り飲んで、摘みは肉や魚や野菜やら。

実は3人とも、違う部分でゴルフ業界に関係している人間達だから、話はものすごく面白い。
ゴルフ業界の現状や、クラブやボールの新製品の情報や、その製造の裏話、実際に使ってみた表に出ない試打結果や長所短所、プロゴルフ界の裏表にゴルフツアーの本当の姿...
聞き耳を立てられてたらまずい様な情報も沢山出て来て...それを肴にいつもながらの大笑い。

でも、今年は約一名、生まれた娘にぞっこんで...ゴルフの話より生まれたばかりの娘の話に夢中なヤツがおりまして。
ゴルフの話に娘の話、クラブの話に娘の話、ボールの話に娘の話。
あのねえ、「娘は僕にそっくり!」としか言えないんかい...どう見たって、娘さんの可愛さは君の顔と違うでしょ! なんて、他の二人の冷やかしも全く耳に聞こえてないし。

という訳で、今年の飛ばし馬鹿の新年会は、ゴルフの話と娘の話が半分ずつになりましたとさ。
まだ1歳になってもいないのにあれじゃあね...思春期になったら「お父さん」、心配で心配でゴルフどころじゃなくなるわ(笑)。

ヤツはもう上手くなれないな(笑)。