ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2013年11月2日・大人の遠足1日目

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サットンヒルズの7時39分スタートに間に合わせる為には、6時半に到着しなければいけないとして計算すると、皆夜明け前の真っ暗なうちに家を出ないと間に合わないはず。
自宅からメイプルさんと風太さんを拾って行くというホワイトタイガー54さん(以下WT54さんに省略)は、何と3時起きだったと言う...前日中に仕事を片付けなくてはならない彼女は殆ど寝ていない訳だ。

で、それじゃあ全く寝られない生活をしている自分は途中の道の駅「かつら」まで、前夜の8時に家を出発。
那珂川の河川敷で車中泊をして5時半に起床、6時半頃WT54さん達と同時にコースに着いた。

あぶらげさんとおいちゃん夫婦はコースのホテルに泊まって、6時に起きたそうだ。

天気は上々、もうお一方「メンバー同伴ならメンバーフィー」と言う条件を満たす為に、わざわざご来場してもらったメンバーのAさんとご一緒のスタートとなった。
私の組は、メイプルさんとあぶらげさんの女性陣にこのAさんと私の4人。
後ろの組は風太さんとおいちゃんにうちの奥さんとWT54さん。
Aさんは体育の教師という事で引き締まった身体を維持しているアスリート、しかしゴルフに熱中し始めてからはまだ3年程と言う「まだまだ熱中時代」のゴルファー。

最初のハーフは先日の練習の成果を見ようと、メイプルさんに対抗してスコアを作りに行ってみた。
しかし、練習で矯正したはずの左引っかかりフックがなかなか治らず左のトラブルやそれを矯正しに行って右OBやらの繰り返しで、43であがるのがやっと。
レディスティーからとは言え、39でまわったメイプルさんに完敗してしまった。
このハーフでメンバーのAさんは「僕はこんなに上手い女性ゴルファーと初めてまわりました」と、すっかりメイプルさんオファンになってしまった様子...
いや、それはもう「女性を見る目を通り越して、ゴルフの神様を見る」みたいな感じで(笑)。

後ろの組は、WT54さんが暴れ回っている様子と、両足にギブスをして湿布薬を貼りまくり鎮痛剤の座薬も入れていると言う満身創痍の巨体のおいちゃんが、いろいろと何やらやっているのが聞こえる。
300ヤードも後ろにいるおいちゃんの声が、巨体の所為か「すぐ後ろ」で泣いたり笑ったりしているように聞こえて、その度に皆振り返っては驚く。
あの声は、多分1キロは楽に届くんじゃないか...

インに入ると私は引っかけの矯正をあれこれ。
メイプルさんは淡々と。
あぶらげさんが14番の難しいロングで「完璧なホール攻略」をやっつけてくれたのが印象的だった。
完璧な方向性と距離の出たティーショット、右の池を避けて狭いベストポジションに運んだ実に奇麗な弾道のフェアウェイウッドのショット、ピンからやさしい方向に奇麗に打ち込んだアプローチ...バーディーパットは外れたが簡単にお先にパー。
ゴルフというものは上級者のレベルでも、大抵一ホールに一回はミスをするもの...いいショットに見えても多少は当たりに不満が残ったりボールの着地点に不満が残る。
全てが狙った通りにショットで攻められる、ということはそうあるもんじゃない。
久しぶりに見た美しく完璧なホール攻略だった。

で、やってくれたのが、やっぱりのWT54...インの12番と15番で我々を狙い撃ちに...
12番なんて、レディースティーからは十分届くのがわかっているもんだから、パー4でのワンオン狙いをやってくる。
この時ティーグランドではおっちゃんと風太さんが、安全にこっちに打てとフェアウェイ方向を勧めているのに、全く聞く耳持たずにグリーン方向ショートカットにアドレスしてやがる(これは証拠映像が残っている)。
で、グリーン側に落ちて来て、その音で3パットしてしまったのが俺(言い訳だけど)...あいつめ~~~

これが一度ならず15番でまた、安全にフェアウェイに打たずに狭いグリーン横に打ってくる。
その時パットしていたのは誰あろうこの私(また~~あいつめ~~~3パットしちまった!)。
(もっとも、その後A氏がパーパットを打とうとした瞬間、うちの奥さんがボールを谷に落としたらしい「あ~~ダメだ~~~」の声でバランスを崩して、とんでもないパットを打ったのはご愛嬌)

食事もとらずにスルーラウンドをしたあと、風呂も入らずにボナリに出発(風呂は今夜の宿が温泉なので)。
途中ボナリ峠で紅葉を見たが、何となく「まだ?」と言う印象...今年は本当に紅葉が遅いようだ。

風呂に入ったら宴会...風呂は露天風呂が気持ち良く、満足。
宴会場での宴会はそれなりに終わり、本番は部屋での宴会。
しかし、夜から参加のみずおさんが参加して盛り上がりはしたものの、いつもならとことん盛り上げ役のWT54さんが寝不足からか勢いが無く、女性陣は早めの退陣。
では、と男4人でやり直し始めると、これまた意外に「今までつぶれたのを見た事がない」と言う187センチ130キロの巨漢「おいちゃん」が、あっという間に寝落ち...
布団の上に横になって枕に頭をつけると同時に、高いびき。
男3人、呆然とその大きなぬいぐるみが放り投げられている様な姿を見る...まあ、大人しく早めに寝られて良かったかも、という事で。

天気は明日もよい、というのを信じてお開きに。
さあ、明日は本番のボナリだ(続く)。