ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

フットジョイクラシックの鋲を換えて復活させた!

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前に描いた3足のフットジョイ。
苦労して買った思い入れのあるシューズを、そのまま腐らせてしまうのがもったいなかった。
ゴルフシューズとしてはまだまだ使えるものなのに、スパイクの禁止と言う時代の流れと、新しいゴルフ理論に寄る「靴は軽い方がいい」という雰囲気に、そのまま物置に十年以上置きっ放しにしていた。

一足一足が当時としては高価なもので、買うのには強い決心が必要だった。
1足はうちの奥さんがへそくりからプレゼントしてくれたものだったし。

二木ゴルフでスパイク鋲の交換を頼んで、最初に出来た1足をこの前の漫画家コンペで履いてみた。
白のクラシック。
久しぶりに履いた靴は、足先が窮屈に感じて一寸不安になった。
ひょっとすると足が痛くなってラウンド使えないかもしれない...
交換したプラスチック鋲は、コンクリートの上を歩くとフワフワと頼り無さげだったけど、芝の上ではそれなりにグリップしてくれる感じ。
ただ、コースが河川敷なのでフラットなライばかりで、急な傾斜でちゃんとグリップしてくれるかは一寸不安...まあ、そんなところに打たなければいいんだけれど。

心配していた足先の窮屈な感じは、ホールが進むにつれて感じなくなった。
もともと競技で痛みも出ずに履いていたんだから、足の形に靴の方が馴染んで来たのだろう。

靴の重さは最近履いていたスニーカータイプのシューズとは全然違うが、「重い」と感じる事はなかった。
後半の疲れに寄るミスショットも、靴の重さが原因の疲れではなく、自分の運動不足のせい。

久しぶりに履いたこの靴は、技術的に特にスイングやゴルフの内容に良い影響があったわけじゃないが、気持ちには少なからず良い影響が出た。
この靴を履いてティーグランドに立つと、一寸「改まった気持」が強くなる。
...晴れ舞台に「スニーカー」で臨むのと、「革靴の正装」で臨むのとの違いみたいな感じ...かもしれない。

あと2足鋲交換をお願いしているが、1足の1本の鋲が上手く外れないとかで時間がかかっている。
無理もない...10年以上の間に完全に鋲が錆び付いてしまい、私では全く外せなかったんだから。

今日は夏日。
春はもう終わって、すぐに猛烈に暑い夏がやってくるんだろうなあ。
春に冷え込んだ年は、夏が暑く長いらしいから...