ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

腹を括れよ!

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浄水場で高濃度の放射能、という事でまたパニックだ。
あっという間に、市販の「水」が消えた。

発表では大人には影響無し。
ただし乳幼児にはあまり飲ませない方がいい...

それで、あらゆる売り場から水が買い占められて無くなった。
結果、乳幼児用に必要な水が手に入らなくなった。

買って行ったのは、普通の大人。
もし、乳幼児が家族に居るというのならかまわない事だが、ほとんどが我が身可愛さ故のパニック買いだろう。

いい加減腹を括れよ。
政府側の発表が信じられないというのなら、さっさと関東を離れて遠く九州や外国に逃げた方がいい。
今の原発事故が半端なものじゃない事は、ずっと前から判っているんだろう?
本当に考えられない程の大事故なんだから、多少(とも言えないけれど)の放射能を浴びる事くらい当たり前の事。
本物の危機だからこそ、あれほどの勇気ある人達が、命がけで原発で作業している。
国を救う、家族を救う、という目的があるからこそ、あそこで命をかけているんだろう。
一進一退の状況の中で、逃げずに戦っている人達は真のヒーローなのだ。
ここが収まらないと、震災と津波だって乗り越えて先に行けない。

それなのに、自分だけが助かりたくて、子供に飲ませる水迄奪うなんてみっともない。
水を買い集めて、自分だけ助かった気持ちになるなんてみっともない。
子供に譲れよ。
こんな事態になったら、当局の発表を疑ってもしょうがないんだ。
放射能は確実に来ている、それは間違いない。
遠く逃げるか、ここで戦うか、今が覚悟を決める時だ。

大事なのは、まず原発を止める事。
我々に出来るのは、原発を止めようと戦っている人達を、祈りとともに応援する事。
子供を押しのけて、自分が助かろうなんてする事じゃない。