ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

自分に出来るのは...

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ここはしがないゴルフブログなんだけど、この津波原発の災害の中でゴルフの記事を描く気にならない...しばらくは、ゴルフブログとしてのゴルフの記事はお休みさせてもらいます。

津波の災害と、原発と...
原発の現在進行形の事態のおかげで、世界に置ける関心は津波で流された人々よりも、原発事故の行く末に移ってしまった事が残念な事だ。
それだけ今回の福島原発の事態は恐ろしいものになって来ている。
もう世界の基準では、あの「スリーマイル島」の事故を越えてしまった。
後はチェルノブイリ迄行くのかどうかと...

無知な自分は、原発というものは自動停止が効けば、それで止まるものだと思っていたけど、実際はその後ずっと長い時間(5年10年単位)冷やし続けなければ危険が続くという事を知らなかった。
止めるのにも廃炉にするにも、莫大な時間と費用と危険が伴う...そんなものをどうして平気で動かして来れたのか。
これはこの先見守るしか無い事態なのだが、懸命に(文字通り命がけで)対処に当たっている作業員と自衛隊の方々を、心から感謝し、応援する。

そしてこの災害に、自分が何を出来るか考えてみて...あまりに無力な自分に腹が立つばかりだけれど、...それでも、出来る事をやらなければと考えてみた。

まず、買い占め買いだめに走らない。
結局買い占め、買いだめは物流を混乱させ、パニック心理を助長し、「自分さえ良ければ」の気持ちで世間を刺々しくさせ、多かれ少なかれ被災地の人の立ち直ろうとする足を引っ張ってしまう。
あの石油ショック時の、トイレットペーパーを買いだめして部屋一杯に積み上げた、普通の人達の誇らしげな馬鹿顔を思い出して欲しい。

車に乗らない。
ガソリンが少なくなっている。
給油するのにも長い行列となり、ガソリンスタンドが在庫切れの張り紙を出す事態だ。
自分の車も残りはわずかで、入れたい気持ちはあるんだけれど、もっと必要な仕事や物流で車を使わなければならない人に、その分を譲りたい。
しばらくは車は使わないつもり。
当然練習もラウンドもなし。

節電。
これはマメに、マメに、電気を消し、コンセントを抜き、不要の電源はいれない。
このパソコンも、なるべく消すようにするのでコメントは遅れます。

電車の本数も減り、仕事通勤で混雑しているおり、電車利用もなるべく控える。
あまり自粛すると、それはそれでまた景気が悪くなるのは判っているけど、しばらくは日本中で辛抱するべき時なんだろうと思う。

ただ、この事態をもっと悪化させないために、原発をなんとか安定させて欲しい。

地震の不安だけれど、忘れないで欲しいのは、「あの東北の人たちの家は津波にやられたけれど、震度7地震にはほとんどやられなかった!」ということ。

耐震設計の建物はちゃんと地震には耐えたのだ。
用心は大事だが、パニックにはならないようにしたい。