ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

年会費

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ゴルフクラブの年会費が強烈に値上げされている!
...これは「べーちゃんのゴルフ日記」( http://blog.golfdigest.co.jp/user/qazwsx1/ )の記事を読んで知った話です。
そのべーちゃんさんの記事によると、例えば嵐山CCでは73500円が150000円!に、カレドニアGCでは52500円が105000円!に...
例えば富里GCが25000円から75000円!に、グレンオークスCCが38000円から63000円に...等々。

またそのべーちゃんさんの記事の中では、おかげで嵐山CCの会員権は1000円で買える、とも。(ただし、実際に買うためには名変料と入会金で310万が必要だそうです)

所属コースの会員権...実は私も二つ持っているが、幸いな事にどちらも25000円。
でも、それでも年に一回5万円を払うのは厳しいのだ。
競技ゴルフを真面目にやっていたときは、例えば月例やクラチャンなどに出るためにはコースに所属していなくてはならなかったから、やむを得ない出費だと思っていた。
しかし、競技にあまり出る気がなくなってからは、年に数回も行かないコースに25000円払うのは勿体なくてしょうがない...割ってみればプレーフィーはビジターフィーとほぼ同じか高くなってしまう結果になるし。
それが、15万円の年会費!

例えば、アメリカのコースなどで、年会費が150万円とかそれ以上のコースもあると聞いた事がある。
そういうコースはその代わりにメンバーのプレーフィーが無料で、メンバーシップを大切にしていて充実したクラブライフが送れるんだそうだ。
この嵐山CCやカレドニアGCも、そういう形のメンバーコースを目指しているんだろうか?
それにしては、会員権が1000円で買える、と言うのは(噂にしても)メンバーがそれに反発しているという事ではないだろうか?

どちらにしても、今の日本で普通の暮らしをしている人がこんな年会費を簡単に払えるとは思えない。
一部の生活に余裕のある人だけがこういうコースでゴルフを出来る権利があると言う事だろう...結果として貧乏人を拒否しているコースと言う訳だ。
普通の生活の我々は、もし競技をやりたいのなら年会費2万円以下の「友の会」形式のコースでゴルフを楽しめばいいし、パブリックの競技やゴルフ雑誌の競技に出てもいい。
こういう風に年会費が高くなるのなら、多分会員権を買おうとする人は激減するだろう。
年会費を値上げするコースがどんな方向を目指しているのかはわからないけれど、ゴルフをもっと楽しもうと言う人達の熱意に冷水をぶっかけるような結果にならなければいいんだけれど...

普通のゴルファーはこの不景気にまだまだ苦しんでいて、ゴルフをするお金に苦労しているんだと言う事をわかって欲しい。
...そんな貧乏人は相手にしていない、というのなら話は別だけど。