ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

真夏の...

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昨日の気温は、軽く体温を超えたようだ。
それでもゴルフをやった人達には、本当に命の危険を感じたという声が多い。
そりゃあそうだろう...普通に道を歩いていてめまいを感じるような暑さだもの。

窓を開けると、ヘアドライヤーからの熱風のような風が入ってくる。
朝の5時にはもう暑くて寝ていられず、どうしようもないので起きてクーラーをかけて仕事を始める。
お盆前に、印刷所がお盆休みに入る前に、というので仕事の締め切りが重なっている。
結局朝から一日クーラーはつけっぱなし...命の危険を感じる暑さを前にして、省エネだのエコだのという言葉が軽く吹き飛んで行く。

仕事の合間に、ちょっと気分転換に散歩に出ようとして玄関を開ける。
強烈な陽射しと痛みを感じる暑さに、そのまま立ち尽くして...散歩に出ようとした気持ちが、燃え尽きて灰になる。
ドアを閉めようとして、焼けたコンクリートの上に黒い影が一つ...動かなくなったアブラゼミの死骸を見つける。
7年のときを経て、燃え尽きた1週間の命。

ドアを閉めて、キャディーバッグに入ったままのドライバーを取り出す。
この暑さの中、ラウンドする日は来るのか?

心配事もある。
無力感を持つこともある。
日々、時間の流れが速過ぎると思うこともある。

向日葵が咲いているなあ。
青い空に入道雲が見える。
...夏の真ん中だ。