レッスン書でも、レッスン番組でも「スコアの基本はパット』とか、「スコアメイクのポイントはアプローチ」なんていわれているのは誰でも知っているだろう。
スコアを良くしたかったら、パットやアプローチの練習をしろ、と。
でも、自分の経験でいうとスコアの良い時は「アプローチやパットが良かったから」という事は殆ど無い。
スコアが良い時は「ドライバーがトラブルにならなかったから」が一番の理由だ。
大体ドライバーの調子が悪ければ、アプローチやパットがどんなに調子が良くても、そこにたどり着くまでに5だの8だの叩いていて、既に回復不能になっている事が多い。
逆にドライバーがフェアウェイを外さない時は、セカンドでミスをしたって3オンや4オンはできる。
なのに、「どんな時でもたった1本のドラーバーでティーショットをする」というのは、ゴルフが難しくなってはいないだろうか...
というのもこの前のラウンドで、「雨」の天気予報に合わせてSXのシャフトの柔らかい9・5度ロフトのドライバーを使ったところ、前半の雨の時には絶好調でフェアウェイを殆ど外さなかったのに、後半晴れて温度が上がるとともにフックボールが出て止まらなくなったから...
もちろん、スイングが悪いのは百も承知で...でも「今更プロのようなスイングなんかできない」事を前提として考えれば、「晴れ」用のドライバーがあれば悪いスイングなりに「荒れる幅」を小さくできて、後半のゴルフをもっとまとめられたのではないかと...
てなことで、どうだろう...ドライバー硬軟2本。
XとSX、8・5度と9・5度、気温体調により使い分ける。
かわりに殆どラウンドに一回使うかどうか、使ってもミスが多い3Wを抜く。
これで、ティーショットがフェアウェイないしは浅いラフなら、アプローチでもパットでも楽しめるという訳だ(笑)。
まあ、いつもの「捕らぬ狸の皮算用」なんだけど。
まあ、次のラウンドが終わればまた変な事を思いつく...それが楽しみのゴルフっていう事で、これで楽しめるならいいんじゃない?...と。