ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

秋になって

イメージ 1

テレビのゴルフ中継を見なくなった。
やはりクライマックスは7月の全英オープンで、そのあとの全米プロはメジャーだとは思っていないし、今シーズンのプロゴルフのツアーはもう終わったと感じる。

今年はタイガーがさんざん王者らしからぬ態度を見せまくった結果、メジャー無冠となり、その時代の終わりを感じさせることになった。
次の時代を背負う者が誰になるかは判らないけれど、少なくとも王者の風格とプレースタイルを持った者になってほしいと願う。

日本では石川が3勝して賞金王に近づいているけれど、どう見てもおかしなルールが適用されることで全てにケチがついてしまった。
まだ17の子供を、金の都合で泥まみれにした周りの大人達の浅はかさ。
これからどんなことがあっても「石川ルール」が適用されるのか、と日本中のゴルファーに思わせてしまった責任は重い。
これがいやなら、海外に出るしかないと思うが...無理だろうなあ。

しかし、季節は「ゴルフをプレーする」には最高の季節。
自分にとってゴルフの楽しみっていうのは「やること」が95パーセント、「プロの試合を見る」ことは、残りの5パーセントの楽しみでしかない。
誰が賞金王になろうと何位になろうと、メジャーで優勝争いをするような場合以外は自分のプレーする楽しみが優先する。

100も叩くし、ダブルパーも打つし、OBを連発しようと、ゴルフはプレーするのが面白い。
まして天気がよくて、身体がどこも痛くなくて、コースが面白くて、料金が安い、なんてゴルフは、本当に面白いし楽しくてしょうがない。
そして、前のゴルフに比べてちょっと道具を変えたり、打ち方を変えたり、攻め方を変えたり...下手は下手なりに、あーだこーだやることが結果として出るから、なお面白い。
上にはアンダーパーで回るトップアマや、平均で70台で回るアマなんてのは履いて捨てる程いる。
そんな人達に対抗してグロスのスコアがいいの悪いの言っても、自分のゴルフがつまらなくなるだけ。

秋の空の下、青い空と紅葉を始めた山々、そして緑のグリーンに向かって飛ぶ白球のイメージが、我々をゴルフに誘っている。
さあ、これからの季節、自分のゴルフを楽しもう。