ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

雨は嫌だ

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今日、オープンコンペに出るつもりだった。
一週間前の天気予報では、金曜まで雨は降らないと言っていた。
一昨日の天気予報では、雨は金曜からだった。
昨夜の天気予報では、今日の午後から雨だった。

今日の朝起きたら、もうぽつぽつと降ってきている。

ゴルフ用の雨具を持っていないし、ちょっと風邪気味だし、雨に濡れてのゴルフは大嫌い...やりたくない。
何とか小雨程度で降ったり止んだりなら、着替えを多く持って行けば出来るかも知れないと思い、家を出る。
南側、海側の地方が雨が強いと、朝の天気予報の女は嬉しそうに宣言してやがる。
クルマが向かうのは、南の方で海の方。

コースに近づくに連れて、雨粒は大きく、激しくなって行く。
あと5キロ。
クルマのワイパーは、忙しく右に左に。
車に当たる雨音は、うるさいくらいに大きくなって、道路に水が溜まり出す。

...ダメだろう、やったら全身濡れ鼠になって、気温の低さに熱でも出そうだ。
迷ったあげくに、「申し訳ない、身体が大事」とキャンセルの電話を入れてコースの間近でUターン。

朝のドライブ、140キロ。
寝不足のボーッとした頭と、以前からやりたかったコースだったのに、という悔しい思いだけが残った...

あれからずっと窓の外では、日曜日まで降り続くという雨が、陰気に暗い音を立てている。

...ちぇ!