ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

会のルール

イメージ 1

私が幹事の時に、なんでこんなルールになるんだろう。
このサークルに入って5年、順番で今年は私が幹事になった。

練習場の教室に入ったことで、その生徒が中心になっているこのサークルを紹介されて参加した。
3ヶ月に一回コンペをやって、会費から賞品や賞金を出してみんなで競う。
メンバーは20人くらいいるけど、休会する人もいて今参加しているのは14人。

この前の総会で、ルールの見直しの提案があった。
私がこの会に参加したときから、この会は「ノータッチ、完全カップイン」が基本ルールで、それを聞いたうちのダンナも「女性のサークルで、それは珍しいねえ...みんな本当にゴルフが好きなんだ」なんて感心していた。
ダンナは上手くはないけど、「ゴルフというものはティーアップしたら、グリーンに乗るまで絶対に手で触ってはいけない」という考えで、私がゴルフを始めたときから「それだけは守れ」と教え込まれた。
...それが、「そんな厳しいこと言わないで、6インチしましょうよ」という提案があった。
このサークルは会員の三分の二の賛成でルール変更できるとかなので、多数決をとったら...11対3で、「6インチあり」になってしまった...ついでに「OK」もありに。

反対したのは、いちばん上手いKさんと、私と、足が少し悪いけれどゴルフに一番熱心なTさんの3人だけ。

私は2回しか100を切ったことがないし、ハンデが多いときに一回優勝しただけで、ちっとも上手い訳じゃあないんだけれど、ゴルフって運・不運もその楽しみの一部だって事は判る。
自分じゃあナイスショットだと思っていたのが、行ってみたら最低のライにボールがあってがっかりする、なんてこともよくあるけれど...それがゴルフだって思っている。

何で私が幹事の時に、こんなルールになっちゃうんだろう...みんな良いライにボールを置き直して、それで(インチキなのに)良いショットを打ちたいんだろうか?
うちのダンナに話したら、
「せっかく本当のゴルフを楽しんでいたのに、みんなで偽ゴルフをするようになっちゃうんだねえ。」
「OKパットはともかく、6インチありにするなんて...もったいない。」
「お前は触らないゴルフをしろよ。」
「それとも、会をやめて他でゴルフする?」

やめるわけにはいかない...週に一回の練習のあとの、みんなで食べる昼ご飯やおしゃべりが楽しいんだから...

「ノータッチで」、なんて主張すると「そんなに堅く考えないでよ」とか「カッコつけないでよ」なんて言われるし、「良いスコアが出た方が楽しいじゃない?」なんてみんなは言うけれど...

今度のコンペでは、みんなボールに触りまくるんだろうなあ。