ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

プロの連続写真を参考にする時には...

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昨日の続き...プロの写真を参考にするな...じゃ、誤解されるので。

プロの連続写真を参考にするなら、真似やすい「アドレス」「トップ」「フィニッシュ」がいいとは、誰もが言うことだけど、他にも参考に出来るところがある。

それは飛球先後方から撮った連続写真で、ダウンで手が腰の辺りまで降りてきたときのシャフトのラインだ。
まず、練習場で練習しているアベレージクラスまでの人の後ろに、邪魔にならないように立って観察してみると、まず殆どの人が手が降りてきたときにシャフトが自分の首の辺りを通る。
スライスしか打てないような人は、自分の頭をシャフトが切るように降りてくる。
もちろん初心者なんかは、頭より前を通ったりもする。

そこでプロの連続写真を見てみると、ドライバーでもアイアンでも、その位置では全員がシャフトが自分の右肩から右肘の間に収まっている。
ジム・ヒューリクが自分の右肩辺り、セルジオ・ガルシアが右肘辺り、と少し違いはあってもそんなもの。
もちろんタイガーもミケルソンも...

そこで自分で、ダウンでシャフトが自分の右肩と右肘の間を通るように、ゆっくりとスイングしてみると...意外に「シャフトが寝てるよう」に感じる人が多いと思う(もちろん、これはスライサーの場合)。
自称フッカーでも、右を向いて左に打つ「引っかけフッカー」の場合も、やはり「首切り」になると思う。
自分でその範囲をシャフトが通るスイングをしたら、どんな感じかをゆっくり確かめてから、普通のスピードでスイングしてみる。
自分の場合は、初めてこれをやった時、それでボールがあまりに捉まるようになったので驚いたのを覚えている。
...飛距離はこれを気がついただけで30ヤード以上伸びたっけ...

これは、ずーーっと以前に仕事がらみで気がついたことなんだけど、連続写真もそんな風に見てみると、役に立てることが出来るというお話。
もちろん、本当は切り返しやら、インパクトやら、フォローやらで、突き詰めるとえらく複雑で難しい話なんだけど...とりあえずそれはおいといて、そんなヒントでもやってみると自分のやってきたこととの違いに気がつくぞ、というお話で。

皆さんがやってみて絶対に良くなるという保証は、もちろんなんにも出来ませんけど(笑)。