ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ひでえ熱帯夜だった!

昨夜、クーラーの効いた仕事部屋から俺の寝る2階の部屋に行ったら、まだ気温は30度近かった。
居間で缶チューハイ(350mlね)を2本飲んでのささやかな晩酌後、寝る前には夜の暑さを考えて熱目のシャワーを浴びた。
何しろクーラーの無い部屋や廊下では昼間の暑さがまだ残っていて,じっとしていても汗が噴き出してくる。

,,,記憶に残る「昔の日本の夏」は、昼間どんなに暑くてもほとんどの日に夕立があって、暑くなった空気を一気に冷やし、気持ちの良い涼しい風を吹かせてくれたような気がする。
雷の光を内包させた入道雲は、恐ろしい形に大きくなりながらあちこちがパッ・パッと光る、実に怖ろしくも美しい「夏の風景」で、遠く響く遠雷も、近くに落ちさえしなければそれも懐かしい「夏の音」だった。
そうした夕立は、昼間の狂気じみた暑さを人心地つく温度まで一気に下げてくれる天然のクーラーだった。

だけど、最近の暑さはそうした記憶に残る暑さとは全然違う強烈さだ。

ここ2〜3日は昼間強烈に暑い...うちの近辺は昼前から36度以上の体温越えだとニュースが盛んに言い立てる。
,,,一昨日は住んでる地域が日本ベスト3の暑さだった(一時日本一の気温かもって言っていた)。

さて、写真のツムラの68番...漢方の芍薬甘草湯と言うヤツだが、これが脚の攣りにともかく効く!
初めはあまり当てにしないで飲んだが、本当に数十秒で脚の釣りが消えて無くなる!
昔、スポーツをやっていた時から脚の攣りには悩まされて来たが、若いうちはマッサージや攣っている方向の反対側への引っ張り伸ばしでなんとか誤魔化せた。
それが歳をとって(50代くらいからか)から、寝ていて脚の伸びをしたような時に攣ることが多くなり、それも太ももまで攣るようになると、もうあまりの痛みに唸り声をあげながら立ち上がって伸ばし続け、マッサージを続けるしか無かった。
やっと治った時には全身汗ビッショリになり、呼吸も荒く心臓もバクバクいって,,,本当に「死ぬかと思った」と毎回思う災難だった。

そこに下の娘が、仕事先からこの芍薬甘草湯を持って来て、「これお医者さんも飲んでるし、登山やスポーツ選手も攣った時の特効薬として飲んでるって」と言う。
まさか「即効で効く」なんて嘘だろう,,,と言いつつ、半信半疑で足が攣った時に飲んでみたら...本当に数十秒で効いた!
強烈な痛みが、攣って引きつっていた筋肉や腱が緩んでくると同時に嘘のように消えて行く。

信じた。
それ以来、寝ている枕元に水と一緒に置いておくようになった。

もう何回、助けられただろう,,,
攣りに悩まされている方々、騙されたと思って一度試してみて欲しい。

その痛みと引き攣りがが嘘のように消えて行くのは、まさに魔法のようだから。