ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

今年の初打ち...37年ぶりのショートコース

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コロナは嫌、花粉も嫌、でも運動不足で腹が出続けるのが一番嫌...な俺が、花粉渦巻く下での散歩が嫌でここ数日散歩をサボっていた。
だって、気温が上がって強風が吹いて花粉が飛びすぎて、太陽の周りに花粉の輪っかが出来るわ・車の窓ガラスに黄色い粉がビッシリ溜まっているわ...花粉のために鼻がズビズビ・目がショボショボ・寝不足で頭がボケボケとなるのを数十年も経験し続ければ、どんなバカでも春先の良い天気の日になんか浮かれて外を遊び歩かなくなる。

でも、自分の腹が日々成長していくのを見る度に、「このままじゃいけない」なんて思いが焦りとともに込み上げて来る。
ああ、俺は「このままじゃいけない」って人生を一体何十年生きて来たことか。

...なんて事はどうでも良くて、とあるブログの方の「最近はショートコースで一人寂しく遊んでいる」なんて記事を見かけて、「あちこち傷んでいるからいきなりラウンドはキツイかも」なんて事でゴルフから遠ざかっていた俺でも「そうだ、ショートコースならリハビリになるし、回復具合も確認出来る」「芝の上から打てるから腕が鈍ったかどうかも判る」とのいきなりのやる気が事の始め。


ネットで調べてみれば、最長150y前後で9ホールを回って2千円程度のコースが結構たくさん見つかる。
まだウッドをぶん回すには右膝がちょっと心配なので、ニブリック・マッシーニブリック・マッシー程度で回れるこの距離は都合が良い。
おまけに芝の上から自分のボールを打ててインパクトまで体感出来るので、練習場に行くよりずっと実践的だ。

で、とりあえず家から行きやすくて評判も悪くないコースとして沼南ゴルフ林間コースを選ぶ。
沼南とは手賀沼の南という意味のようだ。

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小さなクラブハウスが見つからずに、ちょっと迷ったがコースはそれなりに雰囲気が良い。
が、困ったのがティーグランドが全て人工芝だったこと。
マットとはいえ、スチールシャフトなら関係ないがヒッコリーシャフトのクラブにはかなり抵抗が大きくて厄介。
試しに1番ホールでマットの上に糸巻きボールを置いて打つと、ガツンとソールが跳ね返される。
100y程のホールでハーフショットをしてもかなり手への衝撃は大きくて、ダフれば簡単にヒッコリーシャフトは折れそうだ。
こんな練習で100年も持ってきたクラブを折ってはダメだと、10ヤードほどチップして傾斜のあるラフから普通に打つ...手応えもヘッドの動きもそれほど悪くない。
ただ、重くなった体に息が切れるだけ。

そういう打ち方をして、ハーフ1時間もかからないで回って、そのままもう一周...と行くところで気がついた。

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マイホールフェアウェイの半分くらいまでに、黒く細長いゴムマットがクロスしておいてある。
「何だろう?」と思っていたが、全ホールのティーグランドには「第1打は人工芝の上から打って下さい」というような言葉が貼り付けてある。
俺はフェアウェイじゃなくて近所のラフから打ってはいたが、あのゴムは「ここから打つな」というバツ印じゃないのか?と気がついた。

「ええ〜?ここは基本的に芝の上から打っちゃいけないのか?」
難しいヒッコリーアイアンだから、インパクトの感じを捕まえるためにわざわざ芝のあるショートコースに来たんだけれど。
どうも、俺はやっちゃいけないことをやってたみたいだ。

帰ってから、改めて調べてみると...ショートコースというものはそういうものみたいだ。
かなり、ガッカリ。

今日は右膝はサポーターでがっちり締め付け、左足首もサポーターで捻挫した方向に捻りにくく固定し、アンダーウェアーも膝をある程度保護するサポーターを履いていたので、気になる痛みや後遺症は無し。
ウッドやアイアンでの強振はしていないのでまだ安心とは言えないが、ゴルフが十分楽しめる感触はあった。

これなら、3月から花粉症と武漢肺炎に気をつけながら、オープンコンペ参加再開を試してみよう。
ショートコースの人工芝のティーグランドで遊ぶのよりはずっと楽しそうだ...料金的にもそれほど変わらないし(安いコースしか行かないからね)。

2021年、今日が俺の「今年のゴルフ始め」だ。


昨晩就寝前に飲んだ鼻炎薬と、昨年医者から貰った目薬のおかげで、今日はまだひどい花粉症は発症していない。