ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

松村信吾のヒッコリーゴルフの手引き

松村信吾のヒッコリーゴルフの手引き・3−7 『クラブ紹介・プレーに使える特殊クラブ』

・デッドストップアイアン バックスピンを掛けるために深溝や畝状になったフェースのアイアンで、デッドストップ、バックスピン、ストッパム等の商品名が付けられている。 バックスピンで停めるというショットは 1870 年代にはトム・モリス Jr.が体現をして…

松村信吾のヒッコリーゴルフの手引き・3−6 『クラブ紹介・パターについて』

ロングノーズウッドから、現代のパター形状の基となるアイディアの物まで、ヒッコリークラブの中では一番形状の多いクラブであろうや。 といっても、基本的なものは所謂 L 字形のパターで、フランジも何もついていない他のアイアンと変わりのない形状。 次に…

松村信吾のヒッコリーゴルフの手引き・3−3 『クラブ紹介・アイアンクラブー2ー』

・アプローチングクリークとジガー クリークの派生クラブで、ランナップアプローチやフェアウェイからの長~中距離ショットに使われる。 フランジのない L 字パターにロフトが付いた形(尤も L 字パター自体クリークが基だが…)で非常にシャローフェースなの…

松村信吾のヒッコリーゴルフの手引き・3−1 『クラブ紹介・ウッドクラブ』

おなじみのクラブ。ヘッドの大きさは年代によって今の3W からユーティリティくらいものには現在(注=出版当時)のものに負けないデザインがあった。”と記している。\る。 ロフトは年代によって違うが 5~12°間(大体 10°位)、ロフトのないものはターフの…

松村信吾のヒッコリーゴルフの手引き・3  ヒッコリークラブと番手の紹介

―ヒッコリークラブの紹介― 『クラブの種類と用途』 ヒッコリーゴルフで使われるクラブの種類と特性を各種一本々々紹介していこう。※以下はオリジナルのアンティーククラブたちに関する紹介であり、現在の復刻クラブ(特にウッドのロフト)とは齟齬が生じる場…

松村信吾のヒッコリーゴルフの手引き  1・序章

―始めに― 以前『掘っくり返し屋と胡桃の木』というコラムを書かせて頂いたが。 ブログ主の大叩き男氏の依頼で改めてヒッコリーゴルフに就いての筆者の知見と所感を書くことになった。 元々2010 年代前半からその様な事を書き溜めていたのだが、その後の付き…