ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

時は4月  頃は春  (2017年4月3日)

イメージ 1
今年は少し桜が遅い。
近所の桜は、まだ5分咲きくらい。

温かくなったり、冷え込んだりして季節が移って行くのを感じる。
5月の手術を控えて、酒を飲んだりゴルフをしたりをしていない。

今週、ゴルフの春のお祭り「マスターズ」が始まる。
ゴルフシーズンの到来を飾る一大イベントだ。
不思議なもので30数年前にゴルフを始めた時に、なんのあても無かったのに自分はこのマスターズに出られる、なんて感じていた。
もちろんそんな事は素人ビギナーの勘違い甚だしい夢想であって、イギリスのセントアンドリュースを始めとする古いコースに行けるとか、海外の名コースと呼ばれるコースや国内の名門コースと言われるコースで将来プレー出来るとかの夢と一緒に、今は霧の彼方に消えて行った。

ただ、ゴルフというゲームの面白さは十分楽しむ事が出来た。
これからも数字遊びではない自分なりのゴルフの楽しみの追求は続くだろう。

俺の人生はこんなはずじゃなかったと、ベッドで言う友がいる。
4月に生まれて春が嫌いな女性がいる。
もう15年も家に入れては貰えないけど、今でも奥さんを愛していると言う男がいる。
一度だけの一瞬の夏を、死ぬ迄忘れないという男がいる。


さて、人生の終点はもうかなり近くなっている。
でも、これから行く道がどうなるかなんて誰にも判らない。
あとどれだけの距離をどこに行くのか、考えても判らないものに浮いたり沈んだりしていられない。

春の次には、夏が来るんだし。