ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

雨の降る日と台風と

イメージ 1

そろそろ...と思っていたのに、台風が来るとはタイミングが悪い。
「秋晴れ」と言う言葉はあっても、秋と言うのは意外に雨が多い。
あの秋雨前線と言うのは9月初めから10月末迄続くから、せっかくの一年最高のゴルフシーズンも意外に晴れの日は少ない。
ただ、それでも季節は駆け足で進んで行って、あのむせ返る様な暑さは無くなり、陽射しを避ければ気持ち良い風を感じるようになって来た。

雨が降る日には練習に行く気にもならない。
ならば、熱い珈琲が美味く感じる季節なんだから本でも読みながらのんびりと...なんてのは俺には縁の無い世界...働かなきゃ食えない我が身は、雨降りを横目で見ながらせっせとイラストを描いて、〆切と原稿待ちの間に行く末の事でも考えるだけ。

最近、知り合いでゴルフクラブを置く人が増えて来た。
経済的な面で、健康の面で、気持ちの衰えで....

毎月1回でも(「自分から」でも「流れ」でも)定期的にコースに行く事がある人は、まだ続ける気持ちが切れないと思うけど....それが金や病気や仲間の要素が欠けてしまい、1ヶ月2ヶ月と遠のいてしまうと急速にゴルフに対する情熱の火が消えて行くようだ。
3ヶ月以上も足首の怪我でプレー出来なくなった時、「このままゴルフをやらないのもアリかなあ...」なんて、ふと思ったりした自分が居た事に驚いた。
競技に出たいと言う気持ちも無し、オープンコンペもハーフコンペが主流になってつまらないし、旅に出て遠くのゴルフ場に行くと言うのも経済的にも時間的にも厳しいし...

そんな中で、ヒッコリーシャフトクラブでのゴルフに興味を持ち、それでラウンドしたいと言う気持ちが今の俺の「ゴルフをまだ続ける」1番の動機になっている様な気がする。
糸巻きボールをヒッコリーシャフトのクラブで打つのは、実に気持ちが良い...たとえ飛距離が全然出なくても、スコアがまとまらなくても、だ...だから、それをもっと深く楽しみたい気持ちが強い。
ヒッコリーのゴルフを楽しみ始めてから、現代兵器のゴルフに殆ど興味が無くなってしまったのは、自分はもう暫く前から今迄のゴルフに飽きていたのかもしれない。
ただ、自分はヒッコリークラブのゴルフを楽しんでいるだけで、服装迄は拘るつもりは無い。
服装迄歴史的スタイルで統一すれば、確かに優雅で雰囲気はいいのだが...俺個人の感覚としてのそれは、バブル前に名門ゴルフクラブのクラブライフに憧れて、身の程知らずの夢を見て新設コースの会員権を買ってしまい、夢を灰と散らして去って行ったゴルファー達の姿に重なるのだ。
俺は俺らしく、ダさいゴルフに徹する事を望んで遊ぶ事にする。



そんな中、先週金曜日に松村博士やユ二バーサルゴルフのM氏やレッスンプロのT氏やM氏のブレーンのY氏と酒を飲む機会があった。
そこでは、マニアックなお話やこれからのお楽しみ話が限りなく...本当にマニアックでディープなゴルフオタクとでも言うべき彼等との会話は、ゴルフ心に火をつける燃料となってくれた。
(もちろん変態ヒッコリーゴルファーとしてだけど。)
...そんな酒は美味い。
ついでに面白いものも借りて来て...それはこれからのお楽しみ、後日記事にする。



さてと、来週からだな。
今週は天気が悪いので、色々クラブの準備をしておくか...