ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

コーヒーを飲みながら...

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コーヒーはキリマンジャロ
あの酸味が頭の曇りを晴らしてくれる。

思えば5年前、あの3月11日にオレは鹿児島のあいつを病院から連れ出して、ヤツの幼なじみと言う男の所を尋ねていた。
テレビで見るその映像は、まさに天変地異...東京壊滅のSF映画のように見えた。
情報が伝わって来るにつれ、東京より東北が過去最大級の地震津波に襲われた大災害と言う事が判って来た...おまけに、福島で原発メルトダウンした、と...

あれから5年経って、まだまだあの災害は復旧途上で終わりの見えて来ない日々が続く。
そしてその間、確実に自分は年齢を重ねて来た。
病気になったり、亡くなったと言う同年代の知り合いの情報が良く聞こえるようになった。

絵を書き始めた20代前半の頃、21世紀に生きている自分なんて全く想像出来なかった。
それがもう21世紀に入って17年...昭和が終わって28年!
自分の年齢を書く機会がある度、「え、オレってこんな年なの?」と愕然とする。

今でも自分が現役で仕事を続けている事...仕事が続いている事にも驚く。
しかし、年金をもらえない身としては、生きている限り働かなくては食って行けない状態なので、「悠々自適な老後の暮らし」なんぞとは全く無縁の人生ながら、これもこれなりに面白い人生と思う。
自分の生活の中心に40年以上フリーでイラストを描き続けて来た事があるので、それがある限り自分の感覚は現役であり若い頃と変わらない。

「ネットの発達」「パソコンの進歩」と言うのは自分の人生に途中から割り込んで来て、多くの人の人生や運命迄変えて来たまるで魔法のような技術革新だけど、それにある程度対応して利用出来るようになって、本来ならつまらなくなりがちな今の生活が、「刺激と変化」が求めれば得られる生活となっているのも結果的に有り難い。
先日の九州の旅でも、本来なら知り合う事もあり得なかった魅力的な「長崎の友人達」と杯を酌み交わす事が出来た...ネットのおかげで、九州も遠くはないのだ。


...ニュースでは「今花粉の飛散が非常に激しい」と言う事を毎日流している。
今年は、去年眼科医で貰った目薬のおかげで、まだ酷い目のかゆみや充血は来ていない。
花粉のまっただ中でのゴルフも控えているので、鼻水垂れ流し・くしゃみの無限連鎖にもなっていない。
ただ、散歩の度に鼻のむずがゆさと鼻水、それに目頭のかゆみは感じるので、単に接する花粉の量の問題かもしれない。

しかし、もう3月半ば。
そろそろラウンドして、今の自分の実力と状態を把握しておく必要がありそうだ。
4月のマスターズ明けには、ある程度の状態にして今年の前半のシーズンを楽しみたいし。
まずは、オープンコンペかな...練習はあまりしてないけど。