ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

あれ? いつからだ?

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来週ゴルフに行きたいと思っていたけれど、どうも台風さんがやって来る気配が強い。
台風が来る前にでもなんとか行けないものか...目下調整中。

折角のゴルフに最高の季節に、ドタバタしていて落ち着かない。
それじゃあ気晴らしに、と一昨日練習に行って来た。
そこで...

自分のゴルフはここ数年に渡ってアイアンが良くない。
以前はアイアンには自信を持っていて、かなり難しいと言われているアイアンも平気で使っていた。
スコアを崩すのは何時もティーショットのミスと言って良く、練習は殆どがティーショットの調整だった。
なにしろどんなライでもアイアンを振る事さえ出来れば、セカンドショットに問題は無かった。
トラブルショットは得意だったし、そんなゴルフを楽しんでいた....が、気がつくといつの間にかアイアンショットがミスばっかりになっていた。
シャンクは勿論、100ヤードちょっとのショートホールのティーショットでも乗る気がしないくらいに自信が無くなっていた...トラブルショットやバンカーショットの方がかえって気楽に乗せられた。

練習場でもきちんと当たらない感覚が強くて、特にダフリが増え、それを嫌がるとうすい当たりばっかりになった。
色々と自分の仕事で得た莫大なレッスンデータから色々な方法を試してみたけれど、ずっと調子は悪かった。

最近ではそれは難しいクラシックアイアンのソール形状に問題がある、と結論づけて抜けの良いソールのアイアンに変えたりしてみた。
しかし、当たりは良くなりつつあるものの、以前感じていたビシッとボールを捕まえている感覚がほとんど無く、いい当たりが続かない...一発一発のショットがまるで当たり外れのはっきりしたギャンブルみたいで、当たって「良かった」、外れて「やっぱり」の繰り返し。

それが、この前の練習でうちの奥さんに「昔はそんな構えじゃなかったのに」と呟かれた。
「オレ、どうしてた?」と思わず聞いてみる。



「ああ、そうだったか」

以前の事を思い出して打つ...笑ってしまうように、「当たる」「切れる」「振り抜ける」。
確かにゴルフを始めてシングルになった頃からずっとオレはそう構えていた。
なのに...いつの間にやらなくなってしまったんだろう。
確かに以前はそれを見て質問される事が多かった。
でも、それが自分が一番振り切れたし、実際に結果はついて来た..バーディーチャンスにつく事が多かったし、3番4番アイアンでも平気でグリーンに乗せていた。
だから、トラブルショットも平気だったし...
ただ、結果として奇麗なスイングではなかったから、いつの間にか見栄えを気にして変えてしまったのかも知れない。
結局、形を欲して実を失ったという事かもしれない。

なんとか時間を作ってラウンドして来るつもり。
これで、ラウンドで結果が出ればオレのアイアン...いや、ゴルフがまた楽しくなってくる。

それをしてみても、やっぱり「オレってダメなんだ!」で終わるかも知れないが。
せっかく以前の感触を思い出したんだから、とにかく早く芝の上での実戦をしてみないと。

この秋のゴルフシーズン、ちょっと楽しみになって来た。