ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

暖かくなったと思っていたのに...

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少し前から、柚が冬の間寝ていた段ボールの箱に再び潜り込むようになった。

もうしばらく前から箱の中は暑すぎるらしくて、出窓のそばの風の通る所に毛布を敷いて、そこで寝ていたのに...
寒い季節にずっと寝ていた段ボールの箱は、流石にかなりくたびれて来てサイズも少し柚には小さくなり、もう捨てようとしていたもの。
ある日、いつもの寝場所に柚が見当たらないので家族で柚を捜索してみたら、なんとまだ捨てずに片隅に置いていた段ボールに潜り込んで丸くなって寝ていた!

なんにも敷いていない段ボールの箱に慌てて毛布を敷いてやると、それ以来ずっとまた段ボールの箱の中で寝るようになった。
多分梅雨明けして暑くなるまでは、この古いくたびれた段ボールが柚の寝場所になるんだろう

ここの所の梅雨空はベランダに出る事も出来ず、窓を開けた網戸のこちら側から外を覗けるだけで、遊び相手のカラスアゲハや木の実を食べにくる小鳥達の姿も見られずにつまらなそうにしている。
最近の柚はなんだか独り言が多くなり、歩きながら小さな声で呟いている。
ボケて来たんじゃないだろうけど、ちょっと心配。

相変わらず魚は食べずに肉が好き。
トイレの砂で自分のした物を隠すのが下手....懸命にてでかき寄せて隠そうとするのは判るんだが、懸命にやり過ぎて結局砂山の上に見えちゃっているのは、どうしたものか...
そして相変わらず、戯れるのが下手で、飽きっぽい。
追いかけて追いつくのは、小さなガとかカゲロウくらい。
ゴキブリは小さなものなら追いかけるが...大きなものなら多分逃げる...うちの奥さんと一緒に。

梅雨が一段落したら、暑い世界から逃げて高原の涼しい世界に旅に行きたい...当然「旅猫」の柚も一緒に。
でも、柚はすっかり以前の旅の事なんか忘れていて、「旅猫」にするにはまたちょっと大変だろうなあ。