ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ティーオフだ

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お祭り気分のマスターズが終わって、いよいよ自分にとっての今年のゴルフシーズンがスタートする。

2014年になって、今までに4ラウンドした。
しかし、それは自分にとって番外編とでも言う「シーズンオフ」のゴルフ。
勿論そんな時期にするゴルフは義理の付き合いでなんかじゃない、「楽しいから」わざわざシーズンオフにする特別なゴルフ。
そして、これから7月までは本シーズン...今年の自分のゴルフのテーマを決めて、それに近づくように「それなりに努力する」真面目なゴルフ...と言っても、絶対にスコア重視じゃないお楽しみゴルフは変わらないが。

で、今年の自分のゴルフのテーマは「全球曲げて打つ」。
別にB・ワトソンの真似じゃ無いが、この4ラウンドで試した結果だ。
「曲げよう」と意志を持って打った場合の方が「何となくまっすぐに」打った場合より遥かに結果が良かったし、何よりも「ボールを捕まえる確率」が高かった。
何となく打った場合には、上手くいっても「まぐれ」の様な気がするし、ただ「運が良かった」と言う気分にしかならない...ミスした場合も「やっぱり」という感じで、何が「やっぱり」なのかが自分でもわかってない(笑)。

対して、どちらかに「曲げよう」という意志を持って打った場合は、うまく行けば「自分を褒めてやりたい」程気持ちが良いし集中力が増して行く。
それが上手く行かなかった場合でもそれなりに納得出来るし、何よりミスした原因がはっきりと自分で分かるのがいい。
「曲げ損ない」や「曲がり過ぎ」は次のショットで修正が効くし、例えトンデモボールになったとしてもその原因が自分で納得出来る場合が多い。

勿論短いアイアンでは曲げるのは難しいが、どちらかに曲げようと意識した方がスイングでやる事がはっきりしているのでボールをしっかり捕まえやすい。

それに今年使い倒す予定の黒トップは、ボールを曲げる事においては「曲げやすい」アイアンだと言える。
2番から使うつもりだからティーショットでの2番の曲げ使いは、これから練習もしなくちゃ。

そして今日、溝規制で使えるものが無くなったサンドウェッジのかわりに、ネットでポチした適合サンドウェッジが届いた。
キャロウェイのVフォージド58度のカッパーフェイス...バンスが9度と言うのがちょっと少ないが、カッパーのフェイスの柔らかい感触は銅下メッキのクラシック黒トップに近いのではないか、と。
これで今年戦う武器は、とりあえず揃った。

一番の問題はドライバーだが...これは、まだ自分の思うように曲げられるものが見付からないので、しばらくは試行錯誤するだろう...3Wでかなり曲げられるので、当分はこっちがティーショットの主役になりそう。

今年...気がつくと、今年で自分がとんでもない年齢になっている事に驚く。
「何だ、この俺の年齢は!」
しかし、まわりを見ると、遥か以前に男達が皆憧れた花のように美しかった女性が、いつの間にかその輝きを失って年老いて普通のオバさん(またはオバーさん)になっている...
青春を謳歌していた、光に包まれてまるで絵に描いた様なハンサムだった男が、いつの間にか腹の出た脂ぎった禿オヤジ(またはジジー)になっている...
だから、写真を見て「何だこのジジーは!」と思ったヤツが自分の姿だったとしても、しょうがない事なんだ...そう思って自分を納得させようとする。

人生のラウンドでは、俺は今18番ホールのティーショットを打ち終わったくらいだろう。

ゴルフが出来る残りの時間、本当に大事にしなくちゃな...