ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

今年は...

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すっかり花粉症を発症してしまった。
鼻水やくしゃみはまだ抑えられているけれど、目のかゆみが半端じゃない。
目頭辺りが常にムズムズしていて、ついうっかり指で触ろうものならいきなり痒さが爆発する。
一度かき出したらもう....慌ててクールタイプのアレルギー・花粉症用の目薬をさして、ひたすらかゆみが引くまで耐える。

こんな状態じゃあ、次のゴルフの予定を立てるのもなあ...
時折気温が低い日もあるが、太陽さえ出れば日中は軽装でゴルフを楽しめる気温になる季節だ。
3月中にまたラウンドしたいのに...

今年最初のラウンドだった4日は、ティーショットのミスで酷い大叩きを繰り返してスコアにはならなかったが、アイアンはまあまあの出来だった。
コースの条件もあって、ドライバーや3ウッドのティーショットは殆どがフェアウェイには行かない大ミスばかりだったけど、TA-3のアイアンは期待通りに活躍してくれた。
180ヤードアゲンストのショートホールで2メートル程についたり、コントロールされたパンチショットでピンデッドに打てたり...
やはり、以前のエースだったアイアンは自分にとって一番安定したアイアンだと思う。
が、競技でもないゴルフでこの誠実なアイアンを使う事に迷いがある。
遊び心やこだわりや自分の美学だけなら、クラシックアイアンの黒トップを使った方がもっと楽しめる気がする。
いわばTA-3は、しっかり者で誠実な庶民の女。
黒トップは気位の高い、わがままで遊び好きな高貴な女。
黒トップは難しく、一寸したミスも許してくれないし、飛距離もでないけど...たまに来るグッドショットの快感と「クラシックアイアンでゴルフを楽しむ」、という自己満足がなんだか好きだ。

...自分にとって「旅」と言うものの楽しみは、「目的地に着く事」ではなく、そこに行くまでの「旅の過程」の方にある。
目的地で食べる御馳走よりも、途上でのつまみ食いや拾い食いの方が好きなのは自分の性分なんだろう。
ゴルフも同じ。
18番を終わって「スコアがいくつ」かなんてことより、今日はいくつの「納得のいく気持ちの良いショットが打てたか」、なんて事が大事になる。
ラウンドし終わったコースのスコアなんて全然覚えてはいないけど、気に入ったホールで納得のいくショットが打てた場面はいつまでも覚えている。
スコアカードなんてすぐに捨ててしまうかなくしてしまうが、そんなショットは酒を飲んでいる時とか、風呂に入っている時とか、仕事の合間にコーヒーを飲んでいる時なんかにいくつも浮かんで来て、そんな時間を贅沢な時間に変えてくれる。

いいスコアが出てもいいショットが出ても、いつも「TA-3ならやってくれる」、と信じている。
じゃあ、今度は繊細でじゃじゃ馬で神経質な黒トップで「ゴルフを楽しんでみたい」。
次のゴルフは黒トップの2番からサンド、それにウェッジもう一本でフェアなコースで楽しんでみよう。
問題はドライバーやウッドをどうするか、だけど...とりあえずフェアウェイに打てて、2打目でロングアイアンでも使えるように出来るウッドを選んで、ちょっとその練習でもしてみよう。

それと、もう一回薬屋で今年の花粉症グッズをチェックして、「有効」という評判のものを探してみる。

...今年の自分のゴルフシーズンは、まだスタートした様な気がしない。