ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

下手の考え休むに似たり

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てな言葉ほど、ゴルフに行く前の俗物下手くそ凡ゴルファ-にに合う言葉はないよなあ。

がしかし、この時程楽しい時間はないのかもしれない。

だって、それは自分が「これよりも、きっとこの方が上手く行くだろう...そうなれば、コース攻略に成功して良いゴルフが出来て、良いスコアが出るかもしれない」なんていう、甘い夢が見放題なんだから。
まあ、そんな夢は当日になれば儚く打ち砕かれて、いつも体験するような悲しみと絶望と後悔と怒りと疲れで一日を終わることになるのが殆どだけど。

それでも、そんな状況は一晩寝れば忘れてしまうことだから、やる前から気にすることもない。
運が良ければ、上手く行くことだってあるんだし。
それに、毎回そんな少年のような浮き浮き感と、老人のような落ち込みとを、新鮮に体験出来るなんてことはゴルフ以外には無いことだし。

さて、今回は難コースで名が知れた、きみさらずゴルフリンクス
ピート・ダイのこのコースは、キャリーボールの距離感の正確さが試されるホールが多い。
よくある古い日本のコースのように、花道からグリーンに転がり上がる、なんてことは殆ど期待出来ない。
グリーン手前には、池や深いバンカーやいろいろなハザードが配置され、きっちりとその距離までをキャリーしなければ殆どその罠にはまる。
そう考えてコースのホール図なんぞを調べてみると、ティーショットからハザードを避けてフェアウェイにボールを運ぶと、残り距離が200ヤード前後残るホールが多い。
勿論それを刻んで寄せワン狙いなら問題ないが、ピンを攻める気ならキャリーで200ヤードを打てるクラブを使うことが多くなる。

自分の場合なら「ちゃんと当たれば」3アイアンなんだけど、今の実力で3アイアンで200ヤードを正確にキャリーするのは...まず無理。
練習場でも5発に1回ならいい方。
すると、以前使ったことがあって、ヤフオクにでも出してしまおうと思っていたスチールヘッド3の7ウッドが、200ヤードのキャリーを打てるクラブだったと思い出す。

しかし、どちらかと言えばウッドが苦手の自分は(アイアンが得意なわけじゃないけど)、7ウッドでは結構左右にトッ散らかる。

どっちにするか...

ピート・ダイは、どっちを許してくれるのか...
まあ、両方持って行って、直前に決心することになるだろうなあ。

なんて、楽しいこと考えているけど、明日の天気予報はだんだん悪くなって来て、まず明日は一日雨らしい。
さあ、どうする...雨具を持たないワタシの人生(笑)。

彼等がくれた挑戦状...自分から逃げるわけにはいかないから、着替え一杯持って望むつもりだけれど、キャンセルだったら、喜んで(笑)。

コース近くの道の駅での前夜祭は、やっぱり楽しい時間だし。




(結局、一日中大雨の予想でキャンセルとなりました...残念!)