ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

旅ラウンド記...01

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秋晴れの、気持ち良さげな時期を見計らって、うちの奥さんを楽しませるために、ニューセントアンドリュースゴルフクラブに行ってきた。
暫く「経営が苦しいので荒れている」って噂があって、(遠いためもあり)行っていなかった。
初めて行ったのはゴルフを始めたばかりの頃、丁度イラストを描いていた週刊ゴルフダイジェスト社のコンペでだった。

生まれて初めて回る、ベントのワングリーンのコースは、何とも新鮮で美しく「これが本当のゴルフ場なんだ」と記憶に刻みつけられた。
まだ、オールドコースは出来ていなくて、18ホールのコースであったけど、創ったジャック・二クラス自身が「難しく創りすぎた」と感想を言ったという「難しさ」は、いわゆる「ラッキー」を殆ど許さないフェアなものだと感じた。
勿論白ティーからでさえ歯が立たないのは当然だったけど、叩いても叩いてもコースは素晴らしいと感じるばかりだった。
それから数回ラウンドして段々良いスコアが出るようになったけど、なかなか日帰りで行くには遠すぎるコースだったため、オールドコースが出来るまでは足が遠のいた。

オールドコースが出来た時には、また編集部のコンペで出掛けたが、ニューコースと違うオールドコースの佇まいにまた感動してしまった。

ただ、色々と経営が苦しいという噂は絶えることが無く、最後に行ったときにはワングリーンの人の入る方向と出る方向の芝が、すっかり剥がれてベアグラウンドになっていた。
それから10数年、一度も行くことはなかった。
それが、最近オリックスに経営が替わって状態が良くなっていると聞いて、コースの良さが判りだしたうちの奥さんに、俺が昔気に入ったコースとして一緒に遊びたくなった訳。

結果は、状態は良かった...グリーンがそれほど早くなかったのが少し残念だったけど、コースの美しさは十分昔の姿を取り戻していた。
手入れをしている人々にも、何回もあった。

うちの奥さんもすっかり感動して、帰りの車の中で一生懸命コースの感想を語っていた。
今は、お勧めです。
このコース、半端なところに行って嫌な思いするより、遠くてもここなら間違いはないと思う。
ただ一点、へたくそなスロープレーヤーの後ろについたら、その時は運が悪かったと思って諦めて...