ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ヤオヨロズの神々さんとゴルフの女神さん  (2016年11月25日)

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毎夜欠かせない晩酌も、最近は缶チューハイより日本酒の方が美味しくて...
飲み過ぎちゃあイカンと、一升瓶で買うのを控えて四合瓶で買って飲んでるが...やっぱり旨けりゃ飲み過ぎてしまうのは、俺の意志薄弱・飲んべえの意地汚さでしょうがないか、と諦める。

飲みながらいつも、時が流れる事の速さに驚いている。
ずっとフリーの立場で仕事をやって来たので、先輩・後輩の付き合いや出世争いの顛末や、定年の時期なんかが感覚として判らない。
だから、世間の時間が過ぎて行く速さを実感出来ないで、ここ迄生きて来てしまった。
気がつくと、新入社員とかで付き合いがあった人物が社長になっていたり、「ずっとこういう付き合いをしようぜ」と言っていた編集者は、とっくに定年で出版社をやめていたり...花のように若く美しかった女性が、気がつけばもう孫が居てもおかしくない年齢になっていたり、「今度一杯飲みましょう」の約束が、もう十年も二十年も前の話だったり。

確かに鏡を見ると、どう見ても頭の薄い冴えないジジーが「お前は誰だ?」なんて顔つきでこっちを向いているんだが。

速いなあ。
もう結婚して43年だ。
俺は女にモテないし、仕事も不安定で将来性も判らないし、現実の稼ぎも少ないから、結婚なんて出来るはずも無い...なんて考えていたのが、絵を描き始めた20歳の時。

...なんとまあ。
ホントに不思議な事もあるもんだ、俺がこの年までやって来れただなんて。
愚痴やぼやきは出ちまうけれど、俗物の俺にこんな人生はきっと身に過ぎる。

真面目に思う...こんな俺に幸運をくれたのは、ヤオヨロズの神々とゴルフの女神さんだよなあ。

ホントに今迄の人生、「ありがてえ!」って思っています。
ヤオヨロズの神々様とゴルフの女神様、心の底から感謝します。



...で、申し訳ないんですが、
これからも、ひとつよろしくお願いします。