ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

床下浸水

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上の写真は午前5時のもの。
2時頃に一旦水が引いたので寝たのだが、4時過ぎに娘の「玄関に水が入って来ている!」との声で飛び起きた。

見ると、以前の台風や大雨でも入って来ることがなかった玄関に1センチ以上水が入って来ている。
明るくなった外の景色を見てみると、左の家の塀のコンクリートが夜の写真より15センチ以上水に浸かってしまっている。
一回は台所の地下収納庫が床下に入ってしまった水の為に浮いて、蓋が持ち上がっている。
庭はしっかり水に浸かって、一階の床との差は僅か。
一応一階の居間の濡れては困るものを高い場所に上げたが、自分の仕事部屋は膨大な本などが床に積んであるので上に上げるのは諦め....一応仕事に使っているパソコン関連のものを高い場所に上げ、本は世界ゴルフ大観などの高価なものだけ机の上に。
こうなると一刻一刻これからどうなるかを、注意してなくちゃならないのでテレビのニュースはつけっ放し。
それといつも使っているおんぼろキャンピングカーも、(少し高い場所にある駐車場においているが)車内に水が入ったら廃車となってしまうので、気になって今の状態をチェックしに外に出ることに。
とても長靴なんぞじゃ役に立たないので短パンをはいて草履でそろそろと水の中へ。
家の前の道路を少し歩いた先の四つ角辺りが一番深く、短パンをまくってギリギリ濡れずに歩ける程度....途中で出会った近所の男性はもうズボンは濡れることは諦めて、じゃぶじゃぶとミズノ中を歩いている。
近所の家々も皆起きていて、室内から不安そうに水の様子を見ている。
駐車場の車は幸いタイヤが濡れるくらいで無事だったが、自分の家の駐車場に置いていた人は水が車内に入りそうになって慌てて車を動かしていた...既に道路の深さはマフラーが水中になってしまう程なのでエンジンを止めたらアウト...しかも道路に出たらもう車内に水が入っているだろう所を、「ゴポゴポ」音をさせながら必死の脱出を試み、なんとか水深の浅い所までの移動を成功させていた。

我が家の前の排水溝は、ポンプのフル稼働の為に雨が小康状態になると水位が少しずつ下がって行くが、雷を伴ってザーーと雨が降って来るとまた一気に水位が上がる。
こんな一進一退の状態を繰り返すので、対応が大変...テレビのニュースでもこの辺りの状態が放送されたりしているが、常総の鬼怒川決壊に比べれば被害はずっと軽い。
(それでも今回の浸水はこの地に越して来ての40年あまり(今の場所には20年)で一番の水害だった。)
この近辺の河川も氾濫危険水位は越えているのでまだまだ安心は出来ないけど、とりあえず今回の浸水の峠は越えたので先ほど2時間あまり寝た。

今現在は排水溝は普通と変わらない水位まで落ち着いている。