ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

パンチショットへのこだわり

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先日のラウンドの午後のハーフで、パンチショットを失敗し続けたことに対して質問があったので、書いておくことにする。

私の場合で言う「パンチショット」とは、普通のスイングからインパクトでボールをクリーンに捉えたら、「それで終わり」というスイングのこと。
これは、ゴルフを初めて1年あまりでシングルハンデになったあと、一番練習をしたショットで、これで一番いい時にはJGAハンデの4まで行けて、その頃入っていたコースとその周辺のプロが一緒になったコンペで、ハーフでもプロ達に勝てたスコアの元になった技術だった。
今では夢のような話だけれど、70台でまわるのが普通だった時代が、ずっと昔の一時期にはあった。
まあ、パットや暴れるティーショットおかげで、クラブハンデは結局6止まりだったけど。

その他にミニツアーなどに参加した時にも、この技術ではプロに対抗出来ていた、という得意なショットだった...それも遥かに25年以上前の話だけれど。

ぐれた年(ゴルフやらなかった年)が十年あまり。
再開して5~6年か...今では、そのショットが上手く打てない。
今では、結構真面目にラウンドしても90はすぐ叩く。
原因は、このパンチショットが上手く打てないと、実は自分の取り柄の「トラブルショット」が上手く行かないから。
この「インパクトで終わり」というショットがある程度出来ると、木の枝の下を抜くショットはもとより、ベアグランドだろうとバンカーだろうと、ディボット跡だろうとラフからだろうと、他人があっと驚くようなショットが楽しめる。
フェアウェイを外すことの多いティーショットが殆どの自分だからこそ、このパンチショットに自信を持てれば、スコアもマシになるしコースもより楽しめる。

それなのに、最近のラウンドでは、このショットでミスが酷い。
取り柄であったトラブルからのスーパーショットが、ほとんど上手く出来ない。
この前の午後のハーフの時と同様、ボールの手前に入る...ダフるミスが多くなった。

原因は、トップからの頭の上下動...だと思っている。
スクープソールの黒トップを上手く打つために、ダウンブロー(というより「打ち込み」)のショットを続けていて、その上下動が酷くなったように思う。

18・19日のコースを楽しむのには、ちょっと間に合わないのでこの打ち方はとりあえず封印するつもりだ。

...まあ、パンチショットと言うと、特別に地面を掘り返すショットのようなイメージを持つ人が多いが、私のは上手く打てればそれほど大きなターフはとらないで済む。

良いライからなら、特に使う必要はないショットだ。
ただ、これが上手く打てるというのは自信になるので、この前のハーフではフェアウェイからも全部打ってみたんだけれど...それが悉く大ダフリだったのは、正直大ショックだった。

ゴルフというのは厳しいゲームだ...真面目に練習を続けていないと、必ず腕は落ちる。
一度いい所まで行ったと言っても、それは今の実力とは関係ない。
自分の今のハンデは多分18くらいだろう...今はそれを上げようなんて気はないけれど、コースを楽しめる程度にはなっておきたい。

...そうしないと、これから出会うコースに失礼だし、残り少ない自分の人生とゴルフが「もったいない」と思うから。

練習しなくちゃなあ。