ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ブログのこと

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2010年が始まった。
また一年。

昨年末に頂いた、特別旨い秋田太平山の「神月」という純米酒を飲みながら、つらつらとこのブログのことを書いてみる。

このブログは2008年5月に始めたものだから、1年と8ヶ月になる。
今までの訪問者は、GDOが108000、ヤフーが39000程。
この数が多いか少ないかはわからないし、興味もない。

私がこのブログを始めた動機は、私が20年以上続けている「ゴルフのイラストレーター」という仕事で得た様々な思いを発信したかったから。
なぜなら、ずっと続けている職業としての「ゴルフのイラストレーター」という立場で私が求められたのは、「腕から先のイラストを描く技術のみ」。
私がゴルフを好きになり、熱中し、故障し、グレてしまい、また再開した、その過程で体験し感じたことなどを発表する機会は、今の既存の媒体の中では皆無であった。
それらに対する気持ちを沢山抱えているのに、どこにも発表する機会はなく、これからもそんな機会があるとは思えなかった。
そんな折に(まさに今のインターネットの時代だからこそ)「ブログ」という形で、それらの思いを発表できる「場」を見つけられたことはラッキーだった。

だから、私のこのブログは「発信」することが目的なのだ。
ゴルフに対するいろいろな気持ちを、どこにも発表できずになくしてしまうのが惜しかった。
仕事としてそれが出来る可能性はゼロだったから、ここで全ての自分の知ったこと感じたことを発表し尽くしたい。
そして発信することがなくなったら、終わるつもり。

トップブロガーだとか、有名ブログになるつもりは全くない。
だから来ていただいた方達のブログは必ず見ようとしているけれど、それ以外に他の方のブログを見ることはほとんどない。

仕事柄(最近はないけど)、プロゴルファーや日本アマをとったようなトップアマや、研修生、シニアプロ、著名レッスンプロとラウンドする機会は非常に沢山あった。
だから、上には上がいること、素晴らしい技術を持ったプロがどういうものか、最先端のレッスンプロの教え方がどういうものか、ということは長い時間沢山の機会に直接知ることが出来た。
...その上で、オープンコンペで一緒に回る機会があった「普通のゴルファー」の哀感が、気持ちに残るのだ。

その辺の5下であろうがゼロであろうが、多少上手いシングルさんなんかには全く気持ちは動かないが、100を切るのに懸命なベテランアマチュアゴルファーに「ゴルフを愛したゴルファーの哀感」を感じることが多いのだ。

多分今年も、そんなこと(まだまだ自分の中に言いたいことは沢山残っている)を書き続けて行くだろう。
もちろん、自分のゴルフも思いっきり楽しみながら。
30度以上と10度以下はダメ(笑)。
雨の日も嫌。

さあ今年も、希望と絶望、開眼と反省、期待と後悔、喜びと悲しみを繰り返しながら、楽しいゴルフを目指して(経済的に許す限り)心行くまでゴルフを(酒もね(笑))...