ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

OB?

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変な記事に目がいった。
「OBのボールをプレーし続けて、2打罰」
ってどういうことだろう?

石川が関西オープンで、競技委員が「セーフ」と言ったボールをプレーしてホールアウト。
これが明らかなOBのボールだったというのだが、競技委員が「セーフだ」と言ったというので「誤球」の2打罰をつけて7ですんだ、という。

この場所が明らかなOBだった、というのをあとで観客がアピールして問題になったそうだが、沢山の「?」が出て来る。
新聞によると「観客が多くてOB杭が確認できなかった」だと...??
その場所がOBがある場所であり、「OBのある方に行った」ということは競技委員(当然このコースを良く知っている人だろう)もプレーヤーも分かっているはず。
それがかなり怪しい場所に行ったのに「白杭を確認しなかった」というのは、競技委員もプレーヤーもどういうこと?

あとで観客がアピールする程の場所と言うから、白杭の内側のラインに微妙なところなんかじゃなかったってことだろう?

ちなみに、「OB」のラインとはイラストに描いたように、「OB杭」のフェアウェイ側の面を結んだライン。
イラストで言うと、緑のボールはセーフ。
赤のボールはOB.
これはOBの方向に打ってしまったゴルファーなら、誰でも自分で確認することだろう。
それを自分で確認しなかった?
観客で見えなかったから?
競技委員が白杭が見えないのにセーフと言った?

巷の噂のように「石川」がいなくなることで、あとでの試合の盛り上がりの心配をした?
それとも伝えられるように、純粋にうっかりミスだった?

マチュアの試合だったら、100パーセント「失格」になるケースだからこそ、こんなことが不思議に映る。
それで良かったのか...石川にも主催者にも観客にも。
ゴルフというのは自分が審判者になるゲーム。
競技委員というのは、ルール上微妙な問題が起きて判断が難しいケースが出たときに、ルールに則って正しい判断をしてもらうためにいる存在。

本当に良かったんだろうか、この判断で。
プレーしている本人の、自分の判断は?
「助かった」?
それとも...


...公式のゴルフのルールは、世界共通だったっけ?