ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2017年全英オープン2日目

イメージ 1


2日目は予選カットの日。
そして、この日は毎年かっての全英オープンの優勝者の引退日となる。
今年はマーク・オメーラ。
全英オープンは優勝すれば60歳迄は出場権を得る事が出来る。
そして今年60歳になったものは、今年を最後としてギャラリーに別れを言う訳だ。

...60歳定年か、会社員みたいだなあ。

この日の天気は、いかにも「全英オープンらしい」強風に雨が時折混じる寒々とした状況。
選手よりも見ている観客の「まるで真冬の服装」が、凄い....
これでイングランドなんだから、スコットランドの気候の厳しさをあらためて思う...こんな天気が続く中をボールを打って遊ぼうなんてゴルフを思いつき発展させて来たんだから、ゴルファーってヤツはちょっと普通じゃないのかもしれないな。

上位には、それほど意外な人は見当たらず、「そんなもんだろう」と言う感想。
予選カットされた意外な選手は、ミケルソンぐらいなもの。
応援しているのはマット・クーチャー...あのノーマンロックウェルの描く「アメリカの善良な人々」の様な風貌と、腕を無駄に使わず常に胸の正面にグリップがある様な静かなスイング、好きだなあ。
昔は短気で有名だったらしいが、今は「クーチャーの表情」と言うと「笑った顔」と「もっと笑った顔」しか無いと言う、その評判がまたいい。

松山もいい所につけている。
明日は問題の魔の3日目...今迄のメジャーでは殆ど全部3日目にスコアを崩している...ここで伸ばせれば優勝と言う目も出てくるハズ。
どうなることか。

雨は嫌だけど、ボールが動かない程度の強風はずっと吹き続けて欲しい。
夏なのにセーターを着てウィンドブレーカーを着て風に震える...この光景こそ「夏の終わりの」全英オープンだ。
ここの試合だけは青空は嫌だ。


ああ、イギリスに比べて今の日本の天気は狂ったように暑い。
あと一ヶ月は自分でプレーする気にはならないだろうなあ。