ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

手術後3ヶ月

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日曜日に月例に出た後、火曜日に手首を手術した外科医に3ヶ月のチェックをしてもらった。

まだ月例では、以前の様にストロンググリップで握るとかすかに手首に痛みと違和感がある事。
ウィークに握って振れば、痛みは出ないがスライスが打てない事。
天気が悪くなるとかなりピリピリと痛んだり、手を握り難くなる事。
ラウンド後半にかなり握力が落ちるような気がする事、などを相談。

「まだ3ヶ月が過ぎたばかりなので、普通の人ならこれから徐々にゴルフを始めると言うような状況ですから」
「あなたが特別に回復が早すぎるんですよ」
「でも、その様子なら以前の様にフックで握ってゴルフをして見ても良いんじゃないですか?」
「元の怪我をした場所はまだ完全に回復した訳ではないですけど、手術した場所は上手く行ってますから怪我した時のような痛みは出ないはずです。」

...やってみようかなあ。
日曜日のゴルフでは、一度もフックに握らずにウィークグリップなままで、スタンスとフェースの向きだけを変えてスライスとフックを打ち分けようとしたが...フックはそれなりに打てたけど、スライスはまったく打てなかった。
元々ストロンググリップを使うようになったのは、より強い飛距離の出るフェードを安定して打ちたい為で、競技をやっていた頃からそれでゴルフを組み立てていた。
元はパーシモンでフックやスライスを打ち分けていたような気がするが(そう思っているだけで、実は打つ度違う方向へ曲っていただけかも)、スチールからチタンヘッドのドライバーを使うようになってからフェード一辺倒でやってきた。

実査にフェードを打つにはかなり強いフックグリップにした方が打ちやすい。
例えばプロでもリー・トレビノの様なスライスで世界を制したプロも、強烈なフックグリップでスライスで狙い撃ちしていたし、フェードで華麗に飛ばすフレッド・カプルスや、全盛期のタイガーに勝っていた頃のデビッド・デュバルも、極端なフックグリップでフェードを打って飛ばしていた。
左手をフックグリップに握ったまま、手を返さない事だけを考えて、後は力任せに振り抜くだけで強い飛距離の出るフェードボールになる...その為には腰を止めないで押し込まなくちゃならないが。

今普通にドローボールで飛ばしているプロは、それほど極端ではないストロンググリップが殆ど。
対して左手甲が目標を向くようなウィークグリップは、名の知れたプロではホセ・マリア・オラサバルくらいだろうか...たしかコーリー・ペイビンもウィークグリップだったような気がするが。
ペイビンやオラサバル程になると流石にフック・スライス打ち放題だけど、あれはまあ天才のする事だ...参考にはならないなあ。

で、自分の事を考えると、ウィークグリップなら痛みも出ずにフックを打って楽しめるのは判った。
しかし自分の実力じゃウィークグリップでスライスは上手く打てない...それならフェードあるいはスライスを打ちたい時にはグリップをストロングにする、というのは?
医者も、「以前の様に手首を使ってみて、痛みが出るかどうか確かめて下さい」と言っていたし。

そんな所に急に昨日、あの「飛ばしバカ」の若い悪友どもが「明日ゴルフ行こう」と言って来た。
もう300ヤード飛ばしっこなんてとても出来ないけれど、この辺のゴルフスタイルの確認にちょうどいいので受ける事にした。

グリップを変えての曲げボールが出来るかどうかの確認。
それで手首が痛むかどうか。
そしてついでに、パターもあの一番難しそうなL字パター、ジュリアス・ボロスで行く。
うん、楽しみだ。