ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

手術終了...そして

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昨日、1時間半くらいかかって手術は終了した。

こういう手術というのは生まれて初めての経験なので、手術台に横になった時には結構ドキドキしていた。
部分麻酔で手首を動かしてチェックしながらの手術という事で、途中途中で自分で手首を動かすので思ったより痛みはあったけど・・・こういう痛みはわりと我慢出来るので静かにしていると、看護婦さんが「大丈夫ですか?意識はありますか?」なんて。
「え? 別に大丈夫ですけど?」
「普通は大袈裟に痛がる人が多いのに、あまり静かなものだから」
「ああ、このくらいなら我慢出来ますから」
「珍しいんですよ、そんなに冷静な人って」
...でも、本当は思わず全身に力が入る程強く痛んだ時もあったっけ。
こういう状態での一時間てのは結構長いし。

手術は、開いてみると思ったよりずっと重傷だったようで、初めの予想の腱を抑える2枚の膜のうち内側の膜が破れているだけではなく、外側の2枚目の膜も裂けていたそうで(後で写真を見せてもらった)、その膜から腱が飛び出したり潜ったりして痛むのだそうだ。
その為、前回聞いていた「元の場所に押し込んでその上の膜を縫って元の状態に戻す」のではなく、北大でアイスホッケーの選手に対する手術で実績があるという「腱を上に出して、その下の破れた膜を縫ってしまう」という手術になった。
(手術が終わった後、写真や動画で手術の内容を確認したけれど...自分の身体とは言え、あんなに深く大きく切って手術するとは・・・オレには外科医なんて絶対に無理!(頭も悪いし))

心配していたワーファリンによる出血の影響もそれほど無く、手術は上手く行ったそうで、順調に回復すれば2週間程で抜糸して、ひと月程で運動も出来る様になるはずとの事。
3月の半ばくらいにはゴルフも出来る様になるかなあ...アイスホッケーの選手もこの手術で回復するようだけど、手首の動き方は以前と同じにはならないらしいので、ゴルフスイングにどのくらい影響が出るかはやってみなければ判らないようだ。

困ったのが、寝ようとしても手術した傷口がズキズキ痛んで寝られない事。
痛み止めは貰ったが、食後に飲むので寝る頃には効き目が薄くなるし、今現在ちょっとでも手首を回すと痛めた時と同じような激痛が来る。
まだ左手指には力が入らず、ちょっと強く指に力を入れると傷口が強く痛む...このパソコンのキーも痛くて押せないので、この文も右手一本で打っている為に普段の倍以上の時間がかかっている。
多分もう2~3日したら痛みも落ち着いてくるだろうから、それまでの辛抱だろうと思うけど。


さて、酷い手術跡は残るようだけど、オレの手首の強さはどのくらい回復するんだろう。
酒も一週間は飲めないだろうし、今年の春はまだまだ遠いなあ...